おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2022/7/6 08:09, 閲覧 142
師匠から戴いた3度目の重箱をみつばちレストランで養蜂していた。
3度目の正直でその群からは2021年春に長女群・次女群・三女群・跡取りと分蜂をした。
これは次女群のサマリー
馴れない強制捕獲で2021年4月7日に収容した。
翌朝5時39分、 まだ居るかな? 暗闇の中で撮影。 居た! 逃げなかった。
一目散で引っ越しだ。
*****生き物たちの森へ*(海抜100m)**
重箱2段は師匠から戴いた小さな巣箱。
内径は210mmX180mm 高さ120mm 板厚12mm
薄い板で小さな巣箱。軽いので持ち運びにも捕獲にも便利な巣箱。
しかし、その後の温度観測から日本みつばちの巣箱は板厚が大きいのが好きになった。
順調に育っている。
そもそも丸洞で養蜂したいと考えだした頃だった。
強制捕獲した群を重箱で生き物たちの森に運び入れ、その時に丸洞に移し替えると言う方法もあったが、当時は思いつかず丸洞の上に載せた。
これで順調に育って行けばいずれ丸洞の中に巣板が伸びて行くだろう。
適当なタイミングで重箱は採蜜すれば、丸洞養蜂が始まる。
西日を避ける為にゴロゴロ丸太で壁を創った。
薄い板厚を厚い丸洞の温度効果を出そうと外側に囲い込む丸洞を創った。
2021年6月5日、 巣板が順調に丸洞の中へ降りてきた。
巣落ち防止棒のように見えるのは防止棒であると同時に、中に温度計を差し込んであるので
目的は内部の温度を測る事にあった。
2021年6月になり丸洞の内部温度計を確認したら29度だった。
外気は23.9℃なのに内部が29度??? これはどういう事?と慌てて日除けをした。
今では育児部が35℃だと知っているので、育児部が温度計の直ぐ上まで伸びてきたのだから35℃に影響されており、29度はまったく正常な温度だと判断できる。
2021年6月28日、遠くのウワミズザクラの巨木が倒れてきた。
生き物たちの森は樹高25mの杉の木があちこちにあるので、いつ倒れてきて、巣箱をぺちゃんこにするか不安だ。
巣箱の西は西日避けにゴロゴロ丸太で壁を創り、東には腐った杉の木が倒れて来てもなんとか巣箱を守れるように、東側にもゴロゴロ丸太を積み上げた。
2021年8月31日 丸洞の周りには樹木が育っていなかったので、止むを得ずカンレイシャで日よけをして、キイロスズメバチ対策でネットも張り、至れり尽くせり、お節介?
今年からはカンレイシャもキイロスズメバチ対策ネットもしない方針に切り替えた。
2022年2月3日 越冬もほぼ成功見込み。 内部も充実している。
2022年3月28日
無事越冬に成功して喜んでいた矢先、突如??????
巣門扉が開いているではないか?
しかしこの事件は大きなダメージを与えていなかったと思う。
2022年3月30日 丸洞の底近く丸洞からはみ出しそうにまで増えてきた。
分蜂は近い。
2022年4月~5月、恐らく数群が次女群から分蜂しただろう。
この時期は私もサボリの時期だった。近くのみつばちレストランの群の分蜂時の皇女の鳴き声を収録するにの多くの時間を割いていた。
遠くの生き物たちの森の2群は適当に分蜂しているだろう! 強制捕獲するつもりはないや~~ と考えていた。
生き物たちの森には駆け込み寺丸洞が恐らく10基程は有った。
隣の師匠の畑に置いてあった師匠の丸洞に天然入居が有ったのでこれは長女群・次女群からの分蜂の可能性がある。
内部の画像は上の3月30日が最後で4月は一度も画像を撮っていなかった。
外から見ているだけでは分からない。
5月も内検画像を殆ど撮っていなかった。
結局、最近になって撮ったのが2022年5月30日 。
この時点では既に事態は大きく悪化してしまっていた。
早期発見で何か対策が有ったかも知れない。反省。
上の画像5月30日の事態で慌てて、その後は滞りなく撮影。
所が2022年6月4日、更に悪化。 カマドウマがのさばってきた。
消滅方向になった時期と原因が分からないまま、とりあえず床下の換気を良くするために外部を囲っていたレンガを撤去し、メッシュ4の金網に変えた。
2022年6月7日、採蜜を兼ねて内検の為、天板を外したが巣板はカスカスであったので直ぐに蓋を閉めた。
カマドウマが一杯居た頃の巣板は先端がカビていたが、その部分を日本みつばちが切り取っているので、これは群がまだ行動力を保っているではないかと期待。
もう、これは整理解体しかないと決意して現場に向かう。2022年7月3日
同日、上の重箱2段を撤去したところ、まだ働き蜂が500匹~1000匹いるやも知れない。
採集整理解体を躊躇して、数日様子を見る方針に。
7月5日、内部はがらがら、殆ど蜂は居ない。
再度、上から確認するとスムシがお掃除を開始していた。 2cm位のスムシを数匹発見。
これ以上は良い方向は何も考えられない。
完
ハニービー2
茨城県
養蜂7年目になりますが、まだ新人です。
日本蜜蜂の生存サイクルにおいて、分蜂、跡取りが最重要でありかつ重要関門なのであろう。これらをうまく乗り切った群が地域における勢力拡大群として繁栄していくと思われます。
いろいろ考えさせられます。
2022/7/6 09:41
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハニービー2さん
生育環境として良い環境を与えられたか(甘やかすではなく)
そのあたりが反省点です。
コメントをありがとうございます。
2022/7/6 10:01