今も目を瞑ると、瞼の裏で、私を睨む蜂の顔が。。。ラケットのガットを噛んだまま絶対に放さないなんて(>_<) 恐ろし過ぎる。
2・3日前から、「キイロスズメが来始めた!!!」と思っていました。昨日、丁度、店に客が居ない時だったので、急いで防護服を着て、電撃ラケットと虫取り網を持って、退治しに行き、チョッと大き目で緊張したけど、発射台で私に後ろ向きになった所をバシッっとやっつけました。大き目が気になったので、後で詳しくルーペで見てみようと思い、小袋に入れておきました。夕方になって、チョッと調べたら、明らかに腹がキイロではなく、オレンジと黒の縞々。
嫌な予感がするので、念のため、介護に行く前に、鼠捕り粘着版にその蜂を貼り、タワマン群の巣門脇下に置いておきました。でも、1匹だからなぁ。。まさか、大スズメじゃないだろうな。そんな訳ないでしょ\(~o~)/ と、チョッとノー天気。
「防護ネットを張るかな~♪朝雨が降って無かったら、営業前に張れるだけ張ろう」と思っていました。朝カーテンを開け、ガーデンルームからタワマン群を見て蒼白。。。明らかに、でっかい蜂が来てるΣ( ̄□ ̄|||)
起きがけは、特に目が見えにくいので、眼鏡を持って来て見てみました。
あ゛ぁぁ~~~、蜂娘を狙ってる。でも1匹だし、母屋の軒下に巣をつくる小型スズメかな。と、大スズメを否定しながら、暫く見ていると、その蜂は、大きく腹というか尻というかを振り回して、如何にもフェロモンを放出し始めました。すると、れりっしゅの森の孟宗竹の竹林から、同じく大きな蜂が飛んで来て、挨拶を交わすように、頭をくっつけて何かして居ます。そして、二人で巣門を覗いたり、ウロウロしたりしていると、3匹目がやって来ました。
これかっ?!これが大スズメの集団行動なのか??(◎_◎;) 感心してる場合ではありません❣どんどん集まって来ます。5・6匹が巣門に陣取りました。昨日の蜂の写真を再度ズームして見直しました。これは、、、ネコマルさんが日誌に書いていた「背中の十字は王者の印」だ。
もう覚悟を決めるしかありませんでした。蜂娘を守る為闘うか、どこかへ行ってくれるのを願って、その隙にネットを張るか。。。迷ってる間にも、巣門をこじ開けようと、齧ってるようにも見えます。そのまま、襲撃体制に入るかも知れないと思ったので、闘う事を決めました。
【完全武装】
防護服だけでは刺されます。
頭部は、タオルを入れた麦わら帽子と雨合羽のフードの上から防護服の面布。
上部は、厚めのポロシャツを2枚重ね着して、その上に、これまた厚手のトレーナー。そして、作業用厚手の雨合羽を着て、それから防護服を着ました。
下部は、厚手のスパッツを履き、その上に、ジャージズボンを3枚重ね履きし、その上から、作業用厚手の雨合羽ズボンを履きました。
手袋も3枚重ねに、、、まるで着ぶくれ達磨です( ̄▽ ̄;)
・・・大げさ過ぎますかね?でも、アレルギー持ちだから、大スズメに刺されたらどうなるのか判りません。゚(゚இωஇ゚)゚。
ポイズンリムーバーと抗ヒスタミン薬とアレグラも準備。
ラッキーな事に、京都に住む妹が、両親の介護に4日間来ている日だったので、部屋の中から見守って居て貰えました。何かあったら、救急車ね!と頼んで、窓越しに記録も撮って貰いました(≧▽≦)
【闘い方】
先ずは、ネズミ捕り粘着板に、次々と大スズメがくっつくように仕向ける事。その為に、大スズメが集ってる巣門台に近づき、粘着版を置いてみよう。それには、昨晩仕掛けた粘着版に何も着かなかった事を反省し、今そこに居る生きた大スズメをくっつけないといけない。葉隠さんの動画で見たように、粘着版を棒に挟んで近づけて、どこかが触るように仕向けなければいけないかも。。。という事で厚着をして防護しました(^^♪
好都合な事に、私がもたもた着ぶくれしてる間に、蜂娘を捕まえたのか、巣門台には、2匹になって居ました。静かに静かに近づくと、ずっと見張り役をやって居た1匹と目が合ってしまいました。ヤバッ!眼を逸らして、ジッと動かず、木のふりをしました。また、夢中で巣門を覗き出したので、持ってきた2枚目のネズミ捕り粘着版を、そ~っと巣門台の真下に置き、後ずさり。また、ジ~っと待って居ると、ナント~✧♡ 見張りじゃない方が、自分から粘着版に飛び降りてくれたのです(^^♪
ヨシッ!1匹対私なら、昨日と同じように、電撃ラケットで対決できる。。かも知れない。
決死の覚悟で、1発狙いに挑戦しました。
大スズメは、電撃1回では死にません。何度か電撃して、潰すしか無いです。動かなくなったので、覗いてみると、あの忌まわしい睨み顔で、ラケットのガットを噛んだまま、頭だけが取れなくなっていました。恐ろしい顎の力です(>_<)
自分で飛び降りた蜂が生きたオトリになってくれたので、他の仲間が来る前に、一度退散して、防護ネット張りの準備をして居ると、私が居ない間に、次々と援軍が来て、ポトポト粘着版にくっ付いた様子。アッという間に、5匹くっ付いてました\(◎o◎)/!
これが、私の存在に怒って攻撃する体勢だったら、私は、厚着の上からでも刺されていたかも知れませんねー。怖いです。絶対に真似しない方がイイです"(-""-)"
やってくるのは、やはりタワマン群の蜂箱の前に広がる、れりっしゅの森の孟宗竹林です。もうぉ~、マムシが住んでるだけでも怖いのに、大スズメまで居るなんて、怖過ぎる。
前回の日誌にチョッと書いたら、行政に相談すると、駆除してくれるかも知れないと、皆さんからアドバイスを頂いたので、明日にでも、相談してみようかなと思います。
去年の事を思い出してみると、もしかしたら、キイロスズメばっかりと私が勝手に思い込んで、電撃ラケットでやっつけていた蜂の中には、大スズメも混じっていたかも知れませんねー。だって、「いやに大きいなあ。」と思った事が何度か在りますモン。単独で来ていたので、大スズメじゃないやと、安易に思ってしまっていました。しかも、半失明して居る目は、テキトーに予想してモノを見る悪い癖になって居ました。
もっと注意深く、モノを見る事を意識しないと、痛い目に遭いますね。
援軍は、それ以上来なくなったので、急いで防護ネットを張りました。
午前中は、籠城したまま、姿が全く見えなくなった蜂娘ちゃん達も、2時過ぎ頃から、時騒ぎを始めました。その後は、扇風蜂も登場し、また、安心して暮らし始めたように見えます。心なしか、いつもよりも出入りが活発かにも感じられました。
【反省点】
・7月の末には、防護ネットを張るべきでした。
・スズメバチサラバを常備しておく必要ありました。
・目が良く見えない分、一層注意しながら画像チェックする等、注視する工夫をすべきでした。日々の観察が大雑把~Σ(ಠิωಠิ|||)
・基本的に、大スズメの多勢に立ち向かおうとするのは、無謀でした(ToT)/~~~ 蜂娘を助けるつもりが、討ち死にするかも知れません。二度とやってはいけません。(◞‸◟)
・熱中症時期に、この防護もいけません。終わって、気が抜けた瞬間に立ち眩みで倒れそうになりました。呼吸も肩でゼェゼェし出し、中は、大汗で脱水状態。急いで、スポーツドリンクを飲み、頭からの水シャワーを10分以上浴びて、やっと立ち上がれましたが、内部の熱は相当なもので、頭と首のタオルは、湯気の出そうなホットタオルになっちゃいました。大スズメに刺されなくても、救急車行き寸前でした。これも無謀でした(;´д`)トホホ
が、蜂娘の幸せそうな時騒ぎを見て、取り敢えず、「結果オーライ」で、ハッピぃエンド°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°