9月に入り,スズメバチによる集団刺傷被害の記事が目立つようになってきました.
原因となるのはキイロスズメバチ,オオスズメバチ,そして以外にもクロスズメバチによる被害も時々発生しています.
いずれも野外活動中に発生しており,下見等で事前に巣を見つけることの難しさを思わされます.
今回のチャイロスズメバチによる被害は,”9月8日に,校外学習で島根県の奥出雲町の山を訪れていた小学生と教員が,樹洞に営巣していたチャイロスズメバチに襲われて15人が刺され,病院に搬送された”というものです.
チャイロスズメバチによる集団被害の発生は,おそらく初めてのことと思われます.チャイロスズメバチは、広島県,島根県以東の本州および北海道に分布しています.
関連報道:
https://news.yahoo.co.jp/articles/0afb401e7cf727fa4ee8afa4c39a5ecf4b9a0f12
参考画像:オニグルミの樹洞に営巣するチャイロスズメバチ(愛知県稲沢市)