❶は、平地で飼育し、懐具合が良好で、ミツバチ愛の濃厚な、あなたにお勧めのプランです。
巣箱全体を目合い、8~10mm程度の金網のゲージですっぽり覆う、もちろん人間の出入と、スズメバチの襲来が終わった時に、巣箱の搬出が可能な戸口は必要です。たしか玉川大学の日本ミツバチのハチ場の網室はこのような構造です。もちろんゲージはアウトソーシングします。(参照「ミツバチの世界を旅する」原野健一著 東海大学出版部 P145)
❷懐具合はやや良好な、あなたにお勧めのプランです。
下の巣門を中心に、巣箱の下部の一部を同上の網で覆うか、網で覆った四角の用具を取り付けるものです。用具は専守防衛型と、捕獲した捕虜を焼酎漬けの刑にするという、恐ろしいものもあります。日曜大工程度の木工技術が必要かもしれません。
❸懐具合が苦しく、日曜大工程度の技術をお持ちの方にお勧めのプランです。
②のように、巣箱上方を遮光ネットで覆い、多少とも上方からの、スズメバチの目から隠します。③天井には、ネズミ捕りシートを設置、④のように階段式のスズメバチからのガードを設置します。
❹懐具合がさらに厳しく、日曜大工程度の技術を持ち合わせていない、(私のような)方にお勧めのとっておきのプランです。
100円ショップで購入した補虫網で捕獲するか、古いバトミントンラケットで撃ち落とすか、いずれにしても、マンパワーで圧倒するという肉弾戦必死です。集団での来襲時は、逆襲を覚悟する必要があります。