養老群と共にやってきたセイヨウミツバチですが、
その後ダニの状態は落ち着き、ざわついていた蜂の動きも落ち着いたものになってきて11月終盤にはどちらの群も産卵育児が見られました。
しかし、一方の群は11月中は蜂数減少が収まらず結局2枚群にまで落ちてしまいました。
最初に置いた蜂場は農場近くだったため農薬の影響が懸念されたため新蜂場の草刈りを早急に終わらせ1.5㎞程度ですが移動しました。その後は巣門前の死蜂もほとんど見られなくなりました。
そろそろ冬も本番で当地域も最高気温が1桁が続く予報となりました。
さすがにこの状態で標準箱にコモ巻きでは心もとないと思いスタイロフォームでピッタリ保温箱を作りました。
前後・左右・上下の6面で内部に設置してある温度計も1時間後には数℃の効果が見られました。
制作中のスタイロフォーム保温箱です。
爪楊枝とボンドで接着しようかと思いましたが、ガムテープで貼り合わせるだけにしました。
そのほうがシーズン後に収納が楽だと思ったからです。
スタイロフォームの上に巣箱を置いて周りも覆い巣箱の蓋の上は麻布を置きます。
巣門部
図面(右上が側面)
スタイロフォーム3尺x6寸(910mm×1820mm×30mm)で1500円程度。
切り出しは次のようにしてスタイロフォーム1枚で1箱分でした。
丸のこで切り出してガムテープで繋げておしまいです。
保温箱買っても良かったんですが、すぐ使いたかったので計測して図面引いて作り始めたら3時間程度で2箱分設置まで完了しました。
ちなみに、
ニホンミツバチは全群とも蜂数多く24mm巣箱で保温は全く必要ない状態、雄蜂・蜂児出し見られるものの平和そのものです。