ヨーロッパふそ病は多くのセイヨウミツバチに出ていると思うのですがほとんど分からずにいるようです。ひどく出ると家畜保健所などに相談して検査で分かる事もあります。
過去にニホンミツバチ用に待ち箱を置いたところセイヨウさんが入ってしまい、その時は儲かったと思っていたけれど厄介なのを持ち込まれてしまったのがこの病気で、それ以来時々出てハチの増え方が遅れているので何とかしなければと思っています。また発生は早春のやや寒い時期だけで、夏になれば出なくなってしまうのです。
根本的には今あるすべてのハチや道具を処分して飼育場所も変えてやるのがいいんですが、新規導入したのが持っていればすべて無駄になってしまう訳です。
この病気は2~5日頃の幼虫が死んで働きバチによって処分されるので、内検の時に幼虫を見ると死んでぐったりしているのがいくつか見つかるし、サナギになった巣枠を見るとあちこちが抜けてオセロ盤のようになっているのです。新しい巣礎から最初のサナギになった時に抜けている巣房がたくさん見えるようならこの病気です。(貯蜜されると抜ける巣房が出来るので、その判断は難しいかも知れませんが)
そこでスムシの予防にもなる???と云われている「えひめAI」で、ハチの体内に乳酸菌や酵母菌、納豆菌のバリアが出来ればふそ病菌が入り込めなくなるのではと考えた訳でした。
方法は自作した「えひめAI]を今回は7倍くらいに水道水で薄めて巣枠に付いているハチにスプレーするだけで、両手を使っていたので写真は撮らなかったです。