初分蜂に遭遇し2回戦の末とりあえず重箱に取込みました
投稿日：2023/4/15 17:22
昨日4/14、2週間ぶりの蜂場訪問で越冬群を内見したところ5段目まで蜂が溢れてました。底板も全体に蜂が展開し雄蓋を齧ったりしていました。
この状況、経験があれば分蜂までカウントダウンが始まったと判断するのでしょうが未経験ゆえ頭が「継ぎ箱しなきゃ」に行ってしまいました。
昼過ぎから継ぎ箱3個を作製するなどし夕暮れ間近ふと頭上の野桜を見上げたところ高い枝に何やら黒い塊が。。蜂球ではありませんか！
しかし分蜂のタイミングに会うとは思っておらず何の準備もしてないうえ、地上6mはあろうかという高所で夕暮れも近いので一旦は諦めたものの次の瞬間身体が動き、玉ねぎ袋の口に太めのアルミ線を通し高枝切り鋏の柄に括り付け捕獲ネットを作製。次にキャンプテーブルをひっくり返して脚の間に重箱を据え、捕獲後のネットを箱の下に挿入できるようにしました。
立ち馬の高さ90cm+私の身長（腕を伸ばして）210cm+高枝切り鋏の柄200cm+ネットの直径30cmでギリギリ蜂球まで届きましたが、ネットに通したのがアルミ線のため曲がってしまい掻き取る力が弱く半分程しか捕獲することができませんでした。そこに蜂の猛攻で頭頂部等2箇所を刺されたので残り半分は諦め重箱への収容作業に移りました。
徐々にネット内を上に昇り一旦は重箱に入ったかに見えましたがまたネットに下がってきたり.、隙間から出た蜂であたりが大騒ぎになりました。恐らく捕獲した中に女王がいなかったのではないかと推測します。
ここで日が暮れてしまいましたので作戦打ち切りです。
本日4/15、早起きしてみると何と蜂達は昨日と同じ場所で再び蜂球を形成していました。
早々に雨も降ってきましたが、昨日の反省からカラーワイヤーを買ってきて強度のある捕獲ネットを作りました。フェイスネットも被りかなりの雨で煙る中、2回目の捕獲に挑みました。
今日は蜂も雨で濡れていたせいかおとなしくほぼ9割方を捕獲することができました。重箱への収容も昨日の不手際を修正したことでスムーズでした。
以上が1日半の顛末ですが、強制収容というのは蜂が気に入って入ったのではない訳ですから逃去する確率はそこそこあるのではないかと思いますが如何でしょうか？
それにしても、2週間に一度の蜂場訪問にもかかわらず来た日に分蜂に遭遇し、練習付きで2回も捕獲戦をやれるとはビギナーズラックの続きか雨の恵みかと思いますがよい経験でした。
