投稿日:16時間前
毎年家畜保健所の新入所の若手獣医師達が今年も私の蜂場で日本みつばちの検査を実習をされました
今回は久しぶりに本庁から戻って来られた中堅の獣医師がオーベンで指導をされました
面布の着用の仕方、インナー手袋の着用から始まり….検体の採取方法、
まず飼育届け出の箱の配置を確認、
殺菌剤の準備、内検、巣門の出入りの確認、巢板の匂い、巢板の状態を目視、各コロニーの検体をサンプリングをし持ち帰りました
今回はフソ病、SBV他の検査をしました
そして研修会の終わり毎年恒例家畜保健所で日本みつばち養蜂の勧誘をし終了
大阪府では幸いにもフソ病は出ていない筈…(^_^;)
一昨日も用事があり、家畜保健所へ行くと顔馴染みの獣医師達がワラワラと集まり…例によってつまらない雑談をしながら相変わらず良い職場だと実感
大阪府の場合公立大学の獣医学部と家畜保健所が隣接し、一部ラボも共有している事から、他府県に比べウイルス検査等も1〜2日で結果とかなり早く結果が出ます
他府県ではフソ病は出ていますので、疑わしい場合は即箱終いをし家畜保健所へご連絡ください
蜂場の夏分蜂の強群ほこの時期から蜂児だし(口減し)をします
成虫の大きさも小ぶりに…
出された蜂児は即座に蟻が運んでしまうので要注意
実はこの時期弱小群の方が蜂児出しをし難いのです
蜂数の多いコロニーほど蜂数が多いと餌も多く必要とする為、蜜源が少なくなって行く今の時期から口減しをする事が増えます
蜂場の蜜源もすっかり夏
大紫式部
コセンダン
アカメガシワの雄花
四季咲きミモザ
BBツリー
野葡萄と…すっかり夏の蜜源…
現在夏に向けて継箱ウィーク
暑さの影響で箱の内壁へ蜂が広がっているので、空間を作る為継箱をしました
毎日お昼休みに合わせて集落のお年寄りが蜂場に3〜4名ほど集まってお喋りを楽しまれて行かれるのですが…
継箱をしようとしている時に古参の養蜂家88歳のお爺ちゃまがいつものように遊びに来られたので、持ち上げた箱の伸びた巢板の位置を確認してもらい巣落ち防止棒に巢板の先端が接触しそうだと言うので、箱を反転させ継いで貰いました(^^;;
やはり古参の養蜂家のお弟子さんはアレコレ指示をしなくても私の言葉を受け、ちゃんと理解し即対応…流石!分かっておられますね〜1番手間のかからないお弟子さん⁈
↑今回は夏の暑さを見越して井型を1枠、その下に十字の2枠を継ぎました
仕上げに念入りに遮光を施しました
立っている者は親でも使え?
お礼に昼食をご馳走しました(^_^;)
古参の養蜂家へ「ご高齢になっても沢山の飼育大変じゃないの?」って質問してみたら…衝撃の返答…
「ワシ何もしないから疲れない」(笑)
あ〜そうだった飼育は角洞と丸洞…板にそのまま箱をのせるだけ、底板の掃除も給餌も一切無し…(ーー;)
聞く相手を間違えていましたw
週末古参の養蜂家が新しく出来た今年3群入居した70代の方を誘って角洞の採蜜体験をするとの事で、立ち会いました
古参の養蜂家が越冬群だと言い張り、中も蜂でいっぱいだと言い張るので、側で作業を見守る事に…(^^;
拝見した感じ矢張り巢板が下の重箱に伸びていないと感じて…
古参の養蜂家はスノコ無しただ板を角洞にのせただけ、底板も引き出せるわけでも無く掃除も一年中掃除もしない
↑天板を切り取ると綺麗な巢板が…古参の養蜂家は蜂蜜を目の当たりにすると…こうなると誰も止める事が出来ない(-。-;
天板を外し暫く放置、ナイフの柄の部分で角洞をノックし蜂を下へ追いやります
箱の外壁へ蜂が出て来るタイミングで巢板を全摘、天板をのせて終了
この巣板の色はまるで盛り上げ巣そしてこの巢板の硬さ…越冬…⁇…それは無い…(-。-;
そして毎年全取り…
こんなやり方でスムシ無し…
私が出来るのは…今年は空の角洞の上に重箱を乗せる事位…
毎年古参の養蜂家を指導していますが、誰にも彼を止める事は出来ないと実感…(-。-;
古参の養蜂家60年以上身に染み付いたやり方はそうそう変える事は出来ない
巢板の蜜蓋をとり、糖度を計測すると蜜蓋がかけられている事もあり糖度は高く↓
今年箱を設置し全ての箱に入居したと言う70代後半の男性が購入された圧縮機を古参の養蜂家宅へ持ち込まれ、採取した巢板を圧縮作業をしました
実は私も同様の圧縮機を持っているのですが、一度も使用した事が無く、私も良い体験?となりました^^;
確かに早くは離蜜出来ますが…圧を加えると、あんなに綺麗な巢板でも蜜はやや濁って来ていました
色々なエキスも圧縮されて出て来ているのでしょう…
古参の養蜂家は糖度上げなどは一切しません
圧縮後の糖度は↓
↑そのまま嬉しそうに瓶詰めをし、私にも一瓶下さいました(^^;;
↑通常越冬群の蜜は下のように濃い色の事が多く、このように薄い色の事はレア
矢張り蜜源が大きく影響?
↑今春入居した方の箱の場所を一緒に確認したところ…凄い山の中の車がかろうじて一台通行できる山道…対向車のベンツを片側車輪を乗り上げて交わす(-。-;
こんな場所なら日本みつばちは入るだろうと実感するような場所、しかも山の斜面に設置…コレは間違い無く箱を設置すれば幾らでも入居はすると経験上実感…
箱を拝見するとどうやら私の預かり箱を古参の養蜂家が勝手にこの男性に貸し模倣した箱らしい…
ただ何故?こんなに長い箱?
巢枠式?…どうやら好きにこんな長い箱にしたようで、しかも2段…どの箱も蜂の出入りは多く、飛び方も良い感じが…最低でも2段は継箱をするように伝えると…「こんな場所で出来るかなぁ?」と言い出す(-。-;
何故ここで飼育を…?
きっと古参の養蜂家の既に悪い影響を受けているのだろう
しかも私の入居させるテクニックまでこの方へ漏洩した模様…(ー ー;)
この人も2段で一段この秋に採蜜するつもり…秋にそんな事をしたら蜂は逃去するとお伝えして帰宅しました
私への弟子入りはお断りしようと心に決めて帰宅
新規入居の方の多くが入居した年に箱の段数関係無く採蜜しようと考えられます…この考えどうしたものか…
皆さん蜂蜜の事しか頭にない方が多過ぎて、後先考えない、お弟子さん達の中でも蜂蜜主体で蜂蜜のテイストが〜なんて言う人は養蜂がいつまで経っても養蜂が上手くいかない方が多いように思う(-。-;
蜂蜜主体では無く蜂主体で考える方はお弟子さんでも養蜂が上手くなる方が多い…
今年も古参の養蜂家の地獄絵図のような採蜜シーズン幕開け…
次のナンタケットバスケットはベースに黒檀、象牙のフルラッチを取り付けたバスケットを製作中、ダラダラと編んでいるので…凄く時間がかかっています
自然保護活動をしているのに…象牙人間とは矛盾した生き物(-。-;
出来上がったらお友達とランチ会へ行く時に持って行こうかしら⁈
今回も現役世代のまとめたどうでも良い日誌w
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
onigawaraさん
こんばんはー
私も昔は古参の養蜂家達の全摘には驚きましたが…今は伝統的な養蜂として受け入れています
近隣県の捕鯨の歴史も食文化として頭から非難すべきでは無いと思っています
この山の急斜面で長年養蜂をされて来た古参の養蜂家達には伝統的な養蜂文化が有ると思っております
90歳近い年齢という事もあり、60年以上もやって来た事を変更するのは無理だと諦めがつきました
この箱は越冬群だと言い張っておられましたが…巢板の色と硬さから今年入居した群だと思います
蜂蜜目当ての方は蜜蓋のかかった貯蜜層を見てしまうと、どうしても採蜜したくて止まらないようです
きっと中毒症状のようなモノなのでしょうね
失敗を一度すれば次は学ぶと思うのですが…よく失敗される方は毎年何故か同じ失敗をされますね…
コメントを頂きありがとうございますm(_ _)m
7時間前
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
ひろぼーさん
こんばんはー
古参の養蜂は私の目を盗んでは毎年こんな感じですね
蜜蓋がかかった巢板を見ると欲しくて欲しくて…最早中毒症状、誰にも止められない!
本当に越冬群なのか?何度も確認しましたが…巢板も華奢で貯蜜の色も淡い色で…今春入居した群なのでしょうね
私が分からないとでも思ったのでしょうか?
毎回こんな感じで蜂を追い払って、巢板を全摘し瓶詰め…
5年ほど前にみつばちが入らないと泣きついて来たのに…
また泣く事にならなきゃ良いんですけどね…
そう言って90歳近いので流石に後何年も養蜂を出来る訳では無いと思っています
この先私に蜂場を引き継ぎたいと思って居られるようですが、私とは養蜂スタイルが違い過ぎて…引き継ぐ事は無理だと思っています
このお爺ちゃまの飼育群は果たして何群無事に越冬出来るやら…神のみぞ知る
コメントを頂きありがとうございますm(_ _)m
6時間前
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
T.N11さん
こんばんはー
矢張り本当に梅雨の合間なのでしょうか?
このまま梅雨明けするのかと思うほど連日の猛暑日ですよ
あまりにも暑くて身体の調子が悪くなっております
元気なのはご高齢の方ばかり…w
ミズノキ?それはどんな木とはですか?
調べてみます!
昨日殺人の死体遺棄する事で有名な山奥へ行って来ましたが、山の中には沢山の見た事の無い花が咲いていましたよ
あんな山奥なら蜜源の心配も無く養蜂が出来るのでしょうね…羨ましい⁈
ただ急斜面の崖に箱を設置…継箱も命懸け、採蜜も命懸け…あんな事をしていたら、その内新聞に崖から転落死として新聞を賑わせる事になりかねません
帰り道 崖の上に沢山の角洞と丸洞を発見…一体どうやってあんな高い場所に箱を設置したんでしょうね…
コレから夏本番どうぞお身体に気をつけて下さいね
コメントを頂きありがとうございますm(_ _)m
6時間前
Michael
大阪府
Michael(ミカエル) スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地...
Michaelさん こんにちは 越冬群の蜂蜜でも1段目は冬越しで食べているので、空になって居るのに春蜜を貯めるので黒いとかは思わないですね。今年入居群の蜂蜜は採ったら余り良く無いのですが、黙って採る人は多いですね。いくら綺麗な蜂蜜を見せられても感動は0で無いですね。知人に全採りする人が居るのですが、そう言う人でも、自分の好きなようにすればと思うようになりましたね。ミツバチを管理できない人は不健康な人が自分の知人には多いですね。何か違う物を感じますね。
12時間前
楽しく読ませていただきました
この時期今年入居群から全採りですか……
今後の経過が気になります
11時間前
Michaelさんこんばんは〜^^
いつも楽しい日誌を有難うございます♪
1日の疲れが飛んでいきました。
この辺りではミズキの花があちこちで咲いて居ますが、大阪には無いんでしょうか?
今日からまた梅雨が帰って来ましたがミツバチまで手が回りません!
7時間前
onigawara
福岡県
日本ミツバチは森林組合の友人から2012年巣蜜をいただいたのと山荘の薪小屋に日本ミツバチがたくさん来ていたので何か自分でも知らないうちにやっていました。宜しくお...
T.N11
大分県
里山の一軒家で田舎暮らし、家庭菜園を楽しみながらミツバチ達と遊んでいる。
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなので...