初心者の皆様！ブッブッブ〜の羽音には御用心を！〜古屋フローハイブ群雨季の蜂児出し、入居群継箱ラッシュ
投稿日：6/13 22:38
実は私はあまり内検はしないです^^;
普段巣門の出入りの蜂の動きと羽音から中で何が起こって居るのか予測し、難があると判断すれば内検をしていますw
『ブッブッブッ〜の短い羽音』
↑私が嫌いな羽音にブッブッブ〜と短い羽音があります
この羽音は蟻などの侵入者を羽を羽ばたかせ吹き飛ばす音です(-｡-;
1ヶ月ほど前に春の自然入居した群の巣門からこの嫌な羽音が頻繁に聞こえてきています~_~;
私の感覚では巣箱に平気で害敵が侵入出来るという事はそのコロニーの衰退を意味をしています
あら小さな雄蓋が…1個⁉︎↓働き蜂が産卵を始めた？
コレはやはり無王かも…
多分何回目かの交尾飛行で新女王蜂がトラブルに遭ったのでしょうか…さて内検をすると…矢張り蜂数が減り続けています↓
早々に解体したいけど交尾飛行トラブル前に産卵した新蜂にオリフラもあります(-｡-;
この群は分蜂中に西洋みつばちの盗蜂が紛れ込まれた群です(-｡-;
自然界とはこのように弱肉強食、弱いモノは自然淘汰され、強いモノは更に強く…
『雨季の蜂児出し』
この数日2群ほど蜂児出しして居る群がありました↓
この時期の蜂児出しの原因として考えられるのは…
⚪︎この時期付近の田に除草剤を散布する事から巣へ持ち込む事があります↓
この6年蜂場には100鉢近くビオトープを設置しているので、農薬の持ち込みはほぼ皆無となっています
毎日水を継ぎ足しています
このように大量のビオトープを設置しているので蜂場のどこでも水採蜂が訪れる事が出来ています
絶滅危惧種のアサザと在来種黒メダカの繁殖活動
⚪︎また雨季でジメジメ湿度も気温も高く土に近い生物は弱毒のウイルスを持ち込む事もあります
地面からの泥はねを予防するように箱の設置
⚪︎春の入居で勢いづいて産卵と育児を続けて出しものの長雨で集蜜活動が思うようにいかず、仕方がなく口減しする事もあります
また梅雨から夏に向けて蜜源が激減していく時期の為、コロニーを縮小化する必要も出てきます
養蜂は夏までに群勢を高めることが重要だと思います
古屋横のフローハイブ群、春の入居当初は弱小群でしたが群勢はそこそこ強くなっております↓
殆どのの方は強群にフローハイブをのせておられますが…私の場合他の方とは目的が違い弱小群に少しでも楽に営巣を始めてもらう為フローハイブへ入居頂く事にしています(^_^;)
箱の中に空間が狭くなり、暑いのか？蜂が内壁へ広がっていました
1日に数匹蛹を出しています
働き蜂もやや小型化している事から貯蜜不足が疑われます
最初小さな蟻が箱の下でうろついて居る事で気が付きました
健康な蜂が多い為、かなり遠距離れ蜂児を捨てに行っています
梅雨明けからの古屋の壁の輻射熱対策も念入りにしました
まず湿気と暑さ対策をする為2段継箱
内壁へ広がっていた蜂は空間が広くなり、落ち着いたように見えました↓
フローハイブを確認すると蜂達が頑張ったのでしよう
貯蜜はある事にはあるのですがこの雨季の長雨で貯蜜の増減を繰り返していますが、蜂数の規模にしたら自転車操業状態なのでしょうね↓
翌日まだ蛹を捨てに行っている姿を目撃…このように頻繁に蜂児出しをするとコロニーが弱体化しかね無い為、
とりあえず次にする処置は給餌をし様子をみる事にしました
本日糖液と花粉パテを給餌し経過観察をする事に
暑さ対策、農薬対策と給餌で収まれば良し
それでも収まらない場合は他の事が原因だと考えます
この群はご近所のお爺ちゃま達へのプレゼントをした群の為、出来るだけベストな状態での越冬をさせたいですね〜
蜜枯れにそれなりの群勢のコロニーは弱小群へ盗蜂へ行く可能性があり、盗蜂時にロクデモナイモノまで持ち込む可能性が出てきますから、要注意と言った所でしょう(-｡-;
だから悪さをする強群って嫌いなんですよね〜(~_~;)
↑今年の春分蜂、夏分蜂群の巢板の伸びが例年に比べて早いです
あっという間に2ヶ月ほどで巢板が4段の巣落ち防止棒をこえてきました
多分降水量と蜜源の関係なのでしょうね…
先週からお昼休みにコツコツと継箱をしています
群勢の強いコロニーには多目の2段の継箱、弱い群は1段…
『夏分蜂』
未だ夏分蜂が収まらない為、巣門付近には雄蓋が沢山落ちています↓
夏分蜂自然入居群内検をする為底板を抜こうとすると…なかなか抜けません…もしや巢板が落ちて？↓
慎重に底板を抜くと…スムシが底板に張り付いていました^^;↓
スノコの上までは上がれず底板に止まっているのは群勢が衰えず蜂数がそこそこ多い為、スムシが巣の上にまで上がれず底板の上に営巣していました(^^;;
スムシも蜂数が少なく群勢が衰えると巢板を侵食します
コレも弱肉強食…コロニーがちゃんと機能していれば、本来なら巢屑のお掃除屋さんこのように底板の上で巢屑を分解していますw
西陽のあたる為、空気の循環を促す為見事に巢板が偏って伸びていますが、問題無いと考えています
この群はとりあえず継箱無し、越冬前に一段を継箱します
どうやらこの群は生き残る力のある群のようです
とりあえずザッと底板のスムシを排除して底板を戻しましたw
今年は降水量にも恵まれ、スモモが大豊作となっております♪
↑アカメガシワも開花を始めました
↑晩成の栗の花も開花を始め
↑養蜂前年度に記念植樹に植えたBBツリーも大木になり、花芽が沢山つくようになりました
↑今春種蒔きをしたボリジを梅雨明け前に植え付けました
コレで台風対策と夏の蜜枯れの準備も整いました
現役世代のどうでも良い色々日誌m(_ _)m
