おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2023/5/7 07:12
山武杉は捻じれがあるのでヒビが割れにくいと期待し過ぎていた。
結局ひび割れしている。
数週間前にヒビ割れを発見したので、木工ボンドを入れてみた。
ボンドはちょっとだけ有効だけれど、結局ボンドがくっ付いたままひび割れが大きくなった。
番線等で絞めるしか方法がなさそうだ。
アブラネンドを押し込んでひび割れから空気が漏れたり、光が入らないようにした。
制作当時は見栄えがして良い気分だったけれど、丸太も1個づつの高さが低いとひび割れもしやすい。
丸洞の場合にひび割れを防ぐ、被害を小さくするには:
●皮を剥がない、虫喰い後が残るけれど、乾燥を防ぐのでひび割れが遅くなると思う。
●番線など(結束バンド)で予め絞めて置く(簡単そうでなかなかヤラナイ)。
●日当たりの良い場所には置かない。
上記は地面から丸太を切断した普通の丸洞の話。
ラオス式自然樹洞の場合には、ひび割れが何時起きるのかまだ分からない。
地面から10cm程の所の形成層を表面から5cmほど切り込んで、導水管から水分を上へ吸い上げないようにしている。
この場合はひび割れとは逆に洞の内部の湿気をいかに少なくするかがポイントで逆の悩み。
形成層を切断したら、勝手口を大きく開けて常時換気をよくしておればカビは生えないようだ。
換気をよくすると云っても洞の高い方に排出口を設けると云う方法は取らない。
丸洞・自然樹洞 湿度と乾燥し過ぎとの戦い。 まだ続く!
自然樹洞養蜂は営巣形状が全部違うので、色んな問題が多角的だ。
しかし、年数が経過する事で事例もパターンかしつつあるので、落ち着く所へ落ち着くだろう。
今シーズンの分蜂捕獲5群の内の1群、いつも元気で忙しそう!