枝垂桜群の巣落ちから9日目。この処自力で生れ落ちる蜂娘が不憫で、巣板をそのままにしてありましたが、もう底板をチェックして、異常が在れば解体しようと思いました。
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予感的中!スムシの糞らしき、黒い点々が落ちていました。これ以上の、新娘の誕生を見届ける事は出来ません。即、蜂箱を開けたら、やはり、スムシの糸が新娘に絡みついていました。
・・・やっぱりか。。。((+_+))
そもそも、巣落ちが無ければ、こんな事にはならなかった。その一番の原因は、気温や箱内の温度や湿度でもないと思ってます。(一番は!ですよ~)
巣板が、内壁に着いてなかった事が一番ダメな事でした。その原因は、今回採蜜の為にカットした最上段の箱の上部に針金が通したままだった事です。昨年使ったキウィ群の枠式にぶら下げ巣を作った時のままだった事です( ̄▽ ̄;)
本当に大反省です。。。私はいつものように、軽い気持ちで、時間も無いし、取り敢えず箱を置くのに、赤矢印の針金を抜かないまま、待ち箱に使ったのがイケマセン。まさか、蜂娘ちゃん達が、綺麗さっぱり針金を壁扱いし、そこから内側に巣板を作るとは思ってもみませんでした(߹߹)
本来なら、コンパクト蜂箱は、両側までビッシリ巣板がくっ付き、巣落ち防止棒が無くても、落ちないくらいになるはずなのに。。
結局、1段めは、巣落ち防止棒も入れてなかったので、1段目で切り離したら、下の長い巣板は、頼る処が巣落ち防止棒しかなく、それを以てしても、長く伸びた巣板は支えられず落下。
長い巣板は、5枚の内2枚がストーンと落っこちて。。。
蓋を開けた巣板は、両端に殆どくっ付き痕が無く、ガタガタ動く状態でした。
無病息災、ダニにも汚染されず、モリモリ元気だった枝垂桜群も、このダメージは、大打撃でした。底板に落ちた巣を置きました処、世話をした形跡があります。蜜蝋で底板にくっ付いていました。
しかし、居心地が悪い事に変わりはなく、着々と逃去を計画していたのでしょうね~。誰も居なくなった巣板は、穢れのない白い巣板でしたが、蜂娘の激減した巣板は、アッという間にスムシに乗っ取られ、開けたら色も随分赤茶色に変色して居ました。
手前の巣板は、巣房に新娘が埋まってる房もあります。巣板の色も白いですね。こちらは、自力で新娘達がドンドン生まれ落ちて居たので、スムシは入って居ませんでしたが、糸が張って居たので、生まれても、糸が絡んで、動く事も阻まれて居るような娘も居ましたね。ここから出ても、上手く飛べず、底板にただポトンと落ちる娘が溢れていたのですね。どうしても、それに目を瞑って解体する事が出来ずに、何度も迷って居る内に、スムシは、蜂娘の居なくなった巣板で、モリモリ大きく生長して居たのですね。。。
スムシに侵された巣板は、昨年のキウィ群やタワマン群と同じように、赤茶色に変色するだけでなく、強度が無くなって、ボロボロになりますね。この部分は、全部処分し、蜜蝋精製にも私は使いません。
箱の隅の真っ白のうまい棒のような巣板は、蜜を溜め始めた巣板でした。育児には使われてない巣板。これはスムシにも、全く侵されて居ません。メインの巣板も、一番下の部分は、未だ作られたばかりで、その部分も、スムシは居ませんし、真っ白です。
真っ白やスムシの糸が内部まで無い巣板だけを分け、枝垂桜群の置き土産として、白い蜜蝋を精製しようと思います(ღ˘⌣˘ღ)
9日に採蜜した時は、スムシも見かけず、糸も無く、ただただクニャクニャな巣板が心配なだけでしたが、それから9日で、大きなスムシも蠢いていました。ハチノスツヅリガの幼虫は、こんなに生長が早いのか?!
以前蜂箱の外の棚で、蛾の成虫を捕まえた事もありますので、もしかしたら、蜂娘が強群だったので、スムシが生まれていても、蜂の勢いの方が強くて、スムシは台頭できないだけ、生息はしていた可能性があります。それが逃去で一気に爆発した(@_@;) とも考えられると思いました。
強群のままで居られれば、スムシにも負けずに暮らせるとは、こういう事なのでしょうか(@ ̄□ ̄@;)!!
元を辿れば、やはり、巣落ちを誘引してしまった事です❣ 大反省です(,,Ծ‸Ծ,,)
採蜜した1段は、未だ冷凍のまま、蜜を採る時間も取れていませんが、大切に蜂蜜製造して行きたいと思います。◠‿◠。♥