投稿日:2023/9/9 14:10
** 生き物たちの森へ(標高88m)**
蜂場に入ればどんな異常が起きているか全方位で調べなくてはならない。
3群の巣箱を回ってみると、キイロスズメバチが来ている。
と、云う事はまだオオスズメバチが来ていないと考えた。
キイロスズメバチは時間を掛けてハエたたきで撲殺すれば済む問題。
キイロスズメバチをどうしても殺すという事ではない。
作業の邪魔だからと云うのが本音。
●ラオス2号基群
過日9月6日にラオス2号基群の内部温度を測ったら37℃と異常に高かった。
原因を特定しないまま帰ってしまったので気になっていた。
内部を調べると、、犯人はこの蜂だ。
熱殺されてから3日経過したので判別しにくい。
モンスズメバチかな? 分からない。
オオスズメバチでなかったので一安心。
どこぞにこのサイズのスズメバチが入れる隙間があると云う事。
下の写真がその時の温度。
ラオス2号基群はもっぱらここから出入りが好きなようだ。
チェンソーの切り傷跡が歪でオオスズメバチが食い破って侵入する可能性を少なくする為に
妨害デッキをビス止めした。
因みに9時8分の内部温度は32℃。 これなら問題ない。
二つの木片の間が6mm開けてあるので日本ミツバチは通行可能。
勝手口の扉を開けると上の蜂が横たわっている。
巣カスが多いな!
蜂球から離れた所なので荒っぽいゴミを刷毛で掻き出した後は、水をドブ~ン!
スムシの幼虫が3匹ほど見つかった。
内部画像を撮って見ると、、まあまあ。全部の巣落ちをしたあとなので頑張っている。
巣板の向きが揃っているとかいないとか、まったく気にしていない。
日本みつばちが好きなように造巣しているのだから、巣板設計技師は働きバチの方が私より優れている。
先日まで寒冷紗を紐で釣ってあったがカラスザンショウは成長が早く直ぐに紐の後が残ってしまう。
将来ここからポキンと折れるかも知れない。
来年は樹木が大きく育っているだろうから寒冷紗のお世話にならなくても良い。
●逃げナイン群 開口部が3方向にある。
とにかくオオスズメバチに入られない様にする。
せっかく来たのに雨台風が未練たらたら、小雨になった。
とりあえず退散。
又、明日来るだろう!
この後、みつばちレストランへ寄る。
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一旦帰宅してから自転車でみつばちレストランへ。
冠水しているので自動車では行けない。
朝はペッタンコを高い所へ置いただけだったので雨に濡れないように、トンボなどが来ないように、、、丸洞の中にペッタンコを置き換えた。
これではトンボが見えてしまうから詰めが甘いな~~
とにかくこれで白樫群(乱暴に放りこんだ群)が守られたようだ。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。