投稿日:2024/3/29 07:51
広葉樹(こうようじゅ、闊葉樹〈かつようじゅ〉ともいう)とは葉が広く平たいサクラやケヤキ、ブナなどの被子植物に属す木本のことである。ウィキペディアより、、
ではこの代表的?な3つの蜜源植物を見て見ると、
サクラ 花粉・花蜜ともに優れた蜜源植物
ケヤキ 蜜源植物としての効果は無いか少ない
ブナ 蜜源植物としての効果は無いか少ない
これだけでは広葉樹林が如何に日本みつばちにとって有効なのかは分からない。
もう少し沢山の広葉樹を探すと、、、
ナラ(オーク)、クルミ(ウォールナット)、ケヤキ、タモ、サクラ、カエデ(メープル)、カバザクラ(バーチ)、チークなどがあります。
ナラ・クルミ・タモ・チークについては蜜源植物としての効果は少ないか無いようだ。
カエデは蜜源植物として良い。
カバザクラは桜の種類のようだから蜜源植物と思われる。
広葉樹の全てが優良な蜜源植物であるという事は無いようだ。
しかし、広葉樹と日本みつばちとの関係で検索を続けると以下の記述にヒットした。
森林総合研究所のサイトから、、
https://www.ffpri.affrc.go.jp/research/saizensen/2011/20111104-01.html
森林は豊かな生物多様性をささえ、それが人間の生活にプラスの働き(生態系サービス)をもたらすことがあります。昆虫などによる作物の花粉媒介は最も重要な生態系サービスの一つです。しかし、どのような森林タイプでもその効果は同じでしょうか。この疑問に答えるため、針葉樹林(スギ・ヒノキ林)や広葉樹林など様々な森林タイプが周囲に存在するソバ畑で、主要な花粉媒介者のニホンミツバチが、ソバの花に訪れる頻度を調査しました。ニホンミツバチは森林を主な生息場所とすることが知られています。調査の結果、ソバ畑周囲に存在するスギなどの針葉樹人工林の面積は訪花するニホンミツバチの個体数にほとんど影響を与えない一方、餌や巣場所をより多く供給すると思われる、広葉樹天然林の面積が畑の周囲に増えるほど、飛来するハチの数は増えることが明らかになりました。里山など畑の周囲に広葉樹林があるのは、その生態系サービスを活用する点から意義があります。
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と、云う事で広葉樹林は蜜源植物でなくとも洞が出来ている事が多く、日本みつばちなどが洞に棲めると云う事が大きく関与しているようだ。
生き物たちの森をどのようにするかについての参考にしたい。
下の写真は森を開拓する前に発見したお隣のウワミズザクラの幹の先端が私の区画に越境してきたもの。
開発前はなんと凛々しい光景だったことだろう!
同じウワミズザクラの元株は下の写真。
八方に幹が伸びて樹高は20mに達していたと思われるが幹の自重と杉の木の自然の倒木により抑え込まれ6本の幹がほとんど倒れていた。
現在は下の写真のように2本が東の方向に伸びてはいるが、この角度からすると将来これも倒れる恐れは大きい。
根元を見ると既に倒れているとも言える。
上の画像のウワミズザクラは老齢でまもなく自重で倒れるだろう。
しかし、樹高4mほどのウワミズザクラは森にまだ2本は自生している。
そういえばみつばちレストランにもウワミズザクラが2本ある。
結構この樹木は自生しているんだ!
西南のお隣には桜の大木が4株程が生き残っている。
画像はその内の1株。
まだまだ森の開拓は道半ばだ!
整備と云いながら実は破壊になってしまったとは絶対にならない様に気を配る。
人も生き物も喜ぶ森に変えて行きたい!
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広葉樹には常緑広葉樹と落葉広葉樹がありそれらはものすごい沢山の樹種があるようだ。
なんの事はない。葉っぱが広いか針のようかの区分けだけで普通の蜜源植物をこの基準で分ければ良いのかも。
まだまだ調べなくてはならない。
************************以下はほとんどがコピペ
一般的に広葉樹と針葉樹の違いは、読んで字の通り葉の形で見分けられます。
広く扁平な形をした葉を持つ広葉樹と、先の尖った針のような形の葉を持つ針葉樹。
針葉樹は幹がまっすぐ伸びているのに対し、広葉樹は太くて曲がっていることが多く、さらに枝分かれしているのが特徴です。
外見の違いだけではなく、針葉樹と広葉樹は細胞と組織の成り立ちが異なります。
針葉樹の組織は単純で、大半の樹種は90%以上が仮道管で占められています。
仮道管とは、水を根から樹幹を通して葉へ送る通路のことですが、木そのものを支える役目も担っています。
細胞の構成は非常に単純で、配列は整然としています。
広葉樹の組織構造は複雑で、細胞の種類が多いだけではなく、細胞ごとの機能も分業・専門化しています。
水分の通り道は主に道管が、木を支えるのは主に木部繊維が担っています。
また、養分の貯蔵機能をもつ柔組織といわれる組織も発達しています。
人間の身体に置き換えて、筋肉と血管がひとつになっているのが針葉樹、筋肉と血管がそれぞれ独立して別々の働きをしているのが広葉樹と考えると分かりやすいかも知れません。
複雑な構造をもつ広葉樹は、針葉樹に比べ多様な性質を持つことになります。
日本人はその葉の形で分類しているため、家具にした時のイメージが付きにくいのですが、英語では広葉樹をハードウッド、針葉樹をソフトウッドと呼び、堅さで分類しています。
これは木が含んでいる空気の量に関係しています。
木を構成する細胞と細胞の間には、無数の孔=空気の隙間が空いていて、細胞と空気の隙間の割合を空隙率(クウゲキリツ)といいます。
大半の広葉樹は空隙率が低い為、気乾比重(※)が大きく、木は重くなります。
逆に針葉樹は空隙率が高くなり、比重も小さく、木は軽くなります。
堅さの違いに関しては、空隙率の低い広葉樹は細胞の密度が高いため堅くなり、針葉樹は密度が低いため柔らかくなるという理由です。
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国策で針葉樹を植えるようになる前は日本の国土は広葉樹が多かったとの事。
話は反れるが杉の伐倒の時には楔を使うが、たまたまウワミズザクラの倒木からクサビを作り出した。
私は何も知らなかったが師匠がさっさとウワミズザクラで作り出された。
確かにウワミズザクラは広葉樹で固い、クサビには丁度良い。
楔は固いと云っても長年使ってきたので割れてきたし、ボロボロとも言える。
また、作ってみよう!
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参考の為に針葉樹ではどんな樹木があるのか調べてみた。
https://www.jawic.or.jp/woods/sch.php
アカマツ・クロマツ・イチイ・イチョウ・イヌマキ・エゾマツ・カヤ・カラマツ・コウヤマキ・サワラ・スギ・ツガ・トガサワラ・トドマツ・ネズコ・ヒノキ・ヒバ・ヒメコマツ・モミ
↑が建築材になる代表的な針葉樹のようだが、ぱっとみには蜜源植物ではなさそうなものが多い。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
溝腐り病の杉の大木の伐倒は既に終わった。
正確にはまだまだ腐っているものは20本位は残っているが、それらはもう少し後から吟味。
分蜂が終わったらどんな蜜源植物が育っているのかを詳しく調査してみよう。
2024/3/29 08:07
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ざっと調べた所では針葉樹(ソフトウッド)は蜜源植物が少なく、
広葉樹(ハードウッド)は蜜源植物植物がかなりある。
私が持っている蜜源植物データーベースはほとんどが広葉樹の様だ。
広葉樹を落葉するか常緑か、更に高木か低木かで分類している。
やれやれ、ちょっと分かってきた(笑い)
2024/3/29 09:48
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
T.Y13 群馬の山さん こんにちわ!
花を咲かせ昆虫を引き寄せるとは植物の新たな戦略ですね。
そろそろ森の整備を終えて小鳥の鳴き声を聴いて蜜蜂が森中乱舞するなかで、ぼんやりと過ごしたいです(笑い)
コメントをありがとうございます。
2024/3/29 11:48
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
T.Y13 群馬の山さん
群馬県
時々話題になるダムの近くです。
モリヒロクン
千葉県
南房総市の79の遊び事好きジイです、年金生活者で 毎日が 日曜日です。メバル釣り 山菜採り 茸採りなどが 大好きです。犬も好きです。日本の山を 雑木林に変えたい...