生き物たちの森には駆け込み寺丸洞が12個程ある。
奥から数えて7番目の丸洞に去年の春に収容したのがスタート。
逃げナイン群と同じケース。
1年前まで遡って時系列で見直してみる。
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内部は焼き過ぎではないが焼いた痕が分かる。
大きな群ではない、みつばちレストランで分蜂したのをここへ連れてきた。
造巣起点は温度計の下。このパターンは大変に多い。
中間から造巣すると、その上は盛り上げ巣になると今になってはっきり覚えた。
去年の7月22日に1枚だけ巣落ちした。
去年の7月29日、巣落ちしそうな気配を感じて底にブックスタンドを置いた。
去年の8月2日 大掛かりな巣落ちをした。
幸い?ブックスタンドで底に重ね落ちにはならなかったが、女王蜂がどうなったのかは確認のしようもない。 レ・ミゼラブル!
どうやら女王は無事だったらしく、越冬は成功して、今年の4月6日の内検。
露出している巣板を順次もぎって切り落としながら現在に至る。
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その後、下からの内検画像は時々撮影しているが大きな変化は無かった。
今年の4月に分蜂を期待したがどうやら分蜂はできなかったようである。
本日になって無駄巣除去と云うよりは、何がどうなっているのか分からないので天板を外す事にした。
巣門板を外すと、、、蜂球の一番したは底迄には40cm以上ある。
蜂をどかして巣板を見るとこげ茶色の巣板が出て来た。
千切ってみると蜜が少し入っているようで、重かった。 このまんま置きっぱなしにしたけれどここには蜂が余り来ない。
屋根に載せてあったものを取り除くと、スッピンの丸洞が現れる。
伝統養蜂の落し蓋にするには手間がかかるので落し蓋の様になるようい四方を棒で囲って、その中に合板を落としてある。
蓋がなかなか開かない。 バールでこじ開けて木片を噛ませて、ナイフを差し込んだ。
どうにか蓋を開けると盛り上げ巣が天板まで届いて天板に接合していた。
盛り上げ起点は天井から18cm位下の温度計(巣落ち防止棒)の当たりから盛り上げているが天井まで盛り上げると天板に固着する事が分かった。
8時48分、 中はこんな感じ。
蜜が溜まってはいないがスムシは発見できない。
下の写真はこの群では無くて5月25日に無駄巣除去をした逃げナイン群の蓋を開けた時のもの。逃げナイン群は天板から巣板を降ろしていたが↑のラッキーセブン群とカスカス状態は似ている。
逃げナイン群は無駄巣除去としてこれらを上から35cm掘り出した。
もう一度、ラッキーセブン群に戻ると、、カスカスなので、今回はこの盛り上げ巣のカスカスを除去しない事にした。
直ぐに天板を閉める事にした。
天板に付いていた巣房は全部剥がして平らにした。
天板を閉じて今回はスムシ蛾が入るのを防御する為にガムテープで頑丈に閉めた。
波トタンを載せて完了。