アカリンからの復活！ 治療一か月～早期発見・早期治療！！
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を２０２１年３月中旬から設置し、漸く３年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
投稿日：3/11 00:30
昨年は、アカリン消滅群を見送りました。そこで肝に銘じた事は、早期発見・早期治療！ 兎に角、疑わしきは、早めに罰する？！処する？？！
蜂数が減って来たら、疑いました。翅が立ったまま歩いて居たら、疑いました。
その結果、１２月末には、ダニを疑い、１月の末には、予防を強化しました。
https://38qa.net/blog/432399
２月１１日には、蔓延しない内にチモバールを投与して治療を開始しました。１か月が勝負だと思っていました。 https://38qa.net/blog/433132
蒸散性の高い治療薬は、冬には効果が薄いと言われていますが、温度を上げれば良いだけの事と思って、充電式のカイロで蒸散と保温を助けながらの治療が、逆に言うと、蒸散し過ぎなくて良かったと思います。
今日は、チモバールの治療を始めてから１か月。チモバールは、１か月が１サイクルで、２サイクル投与するのが処方のようですが、長く続けて、産卵がストップしないか、それも心配だったので、この１か月が勝負と思い、ドキドキわくわくしながら、内検しました。。。
どうでしょう(＠_＠;) 私の冬越しの目安としては、３月の初めに、ある程度の蜂球が出来ていれば、第一関門突破と考えます。これなら十分、「第一関門突破だぁ～っ！」と言えるのではないでしょうか？
それに、よく見ると、産毛が生えて薄めの色の小柄な蜂娘も混ざってます。新娘が生まれているのです。
先日、１日の一周忌法要の際にも、駐車場から巣門辺りを見ていたら、勢いよく新娘達がオリエンテーションフライトをしているのを目撃したのです。チモバールを投与していても、蜂娘が生まれてるんだと、嬉しく思って居ましたもの。
とは言っても、未だ巣板が全部覆われている訳では無いので、予断を許しませんけどね。。。でも、躍り上がるくらい嬉しいです｡ﾟ(ﾟஇωஇﾟ)ﾟ｡ｳﾙｳﾙ
寒さにも、キツイ臭いにも堪え、蜂娘ちゃん達が頑張ったのですね～(^－^)
底板には、死蜂が２匹。羽化寸前の成虫に近い児出しが１匹。１０日間で、それだけでした。ただ、１匹の死蜂は、翅が広がって居ますから、完全に復活した訳では無いのでしょう。今後も、観察が大事ですね。
それでも、これなら１サイクルでチモバールは撤去する事にしました。元々取説に、１か月経ったら、ウェハースは撤去して、新しいものに取り換えるように指示が在ります。弱いまま入れて置くと、耐性ダニが発生する危険があるそうです。
この群は、１０月入居から一度も、巣板が蜂で覆われ、見えなくなった事が在りません。このまま、順調に蜂娘ちゃんが増えてくれれば、初めての、真ん丸な蜂球が出来るでしょうか？！ それも楽しみです～。
アカリンダニが蔓延するのに、長い時間はかかりません。冬の押し競饅頭のくっつき合いで、ダニが新たな宿主を求めて、広がって行くのは、アッと言う間の事です。だからこそ、「取り越し苦労だと思っても、いつもと違うと思ったら、直ぐに、検査をするのが良い。」と言うのを教訓として取り組む事にしています。
たまたま、畜産保健衛生所へ持ち込む検体が、健常な蜂だった場合も在る訳ですが、それくらい、未だ寄生が少数の内に、治療を開始すれば、克服する事も出来るかも知れません。
昨年と今年の大きな違いは、昨年は気づいたら、殆どの蜂娘がKウィングになって居て、手遅れの状態で、今年は、蜂数減り気味・立ち翅の蜂娘が数匹見れて、ウロウロし始めだったくらいの初期状態だった事ですね。
蜂箱がコンパクトで、蒸散ガスが行き届きやすいのも功を奏したと思います。
不調の時は、人間も蜂も同じですね。早期発見・早期治療が、とても大事だと思うのです。それでも、間に合わない事もあるのが、アカリンダニ寄生だと思っておいた方が良い。昨年の消滅群の教訓から、それくらい警戒しています。
今回、チモバールを初めて使いましたが、元々は、ヘギイタダニの治療薬です。アカリンダニに効くという人と、効かないという人と、両方の情報を聞いていましたので、一か八かの面もありました。
最初は、臭いがきつくて逃去の恐れもあったので、蒸散させず、ただ置いただけでした。１０日後、蜂は増えず、一層減った？ しかも、薬のせいか、蜂娘が赤っぽくなってきて、、、(^^;
https://38qa.net/blog/433797
臭いは、薄くなってきて、蜂娘達も逃げずに馴染んだ処で、使い捨てカイロで夜だけ蒸散を始めたのです。でも、使い捨てカイロは保温時間が短くて効果が少ないと思い、充電式カイロを使いました。これが良かったと思います。電源の無い場所では、これが最適～（●＾o＾●） １６時間持続しましたから。
https://38qa.net/blog/433931
蜂数が減っても、凍死蜂を出さずに済みました!(^^)! それでも、気温が上昇し、４月並みの気温になってからは、カイロでの蒸散は止め、また、置くだけにして１０日。それが今日です～♪
外勤から帰って来た蜂娘達が、「あぁっ、邪魔じゃま～！私達、急がしいのよ～！！」と、羽音を大きく立てながら、巣門に入って行きました。今は、オレンジっぽい花粉です。菜の花かな～(^^♪ 出入りも活発になって居ました。
実は、自庭の枝垂桜群とトネリコ群は、フルーツ畑群が治療を始めた頃から、既に増群に転じていました。
今日は、２群の内検時間は取れませんでしたが、昼の時騒ぎは、超活発。
３群揃って３月を迎えられ、サクランボ桜の咲く頃に、増蜂した真ん丸の蜂球が認められれば、第二関門突破になります。サクランボ桜は、２分咲きくらいにはなってきていますよ～！ あと少しですなぁ。。
余りにも嬉しかったので、今日の夕方のおやつは豪華に、ハーゲンダッツのアイスクリームになりました～Happy ❥❥⸜(ू•◡•)໒꒱
明日には、相談に乗ってくださった保健衛生所の獣医師さんに、経過報告をしようと思います。多分、一緒に喜んでくれると思います～(@^^)/~~~
