この春自家分蜂群2群が5日違いでスタートしましたが、共にH140の重箱3段&4面巣門+縦巣門(x2)で開始、1ヶ月後に台座をアオヤギ式に変更、さらに1ヶ月後に1段継箱〔この時はタイミングが遅れて継箱の下端に巣落ち防止棒をセット〕、1ヶ月後に盛上げ巣の採蜜、そしてその1週間後に今回の継箱(+1段⇒計5段)となりました。 ⇒ 今回は前回の反省から巣落ち防止棒が中央位置の巣箱で対応できました。
すでに2ヶ月前に巣箱巣門&台座は、これ以上ない夏仕様になっており、それでも夜はずっと夕涼み隊が巣門や壁に多数出ていました。 今回の継箱で巣箱内環境がやや改善して 夕涼み隊が減ったかと思いきや、・・・ 以下ご参照
かえって夕涼み隊は増えています。 ★まず頭をよぎったのは“まさか巣落ち!?” … 確認したところ両群ともに巣落ちは発生していませんでした。
☆それではなぜ? … 勿論巣箱内が高温多湿で不快なのかもしれませんが、この日が特別条件が悪い訳ではありませんでした。 … とすると、多分継箱による巣箱内の環境変化で違和感を感じたせいか、あるいは広くなった喜びを体で表したのかも。
⇒ 今夜の状況を確認したところ、同様 いや夕べ以上で、巣箱内も蜂がギッシリ詰まっている状態なので、強勢群にとっては巣を取り巻いて守るのに必要な蜂以外は、巣門更には巣箱を外敵から守る防衛配置を形成するのが合理的で、きっとそうしているのだと思った次第です。 … 今夜、巣箱の周囲に近寄れないでいるコオロギ(子供)とゴキちゃんがいました。 また日中、足長蜂が巣箱上部に止まり、下を眺めたら早々に立ち去りました。
⇒ 夕涼み隊が増えたことに対して、巣箱内の環境悪化が原因で、上部に通気口を設置するなどの対策を施そうとは考えていません。 しばらく様子見です。 … 何故ならちょうど1年前に初めての飼育で通気口設置をトライしましたが、熱気が抜けて人間の理論・感覚では快適になったはずが、ことごとく蜜蝋で塞がれました。 それでいて巣門前扇風隊や夕涼み隊が・・・???
◆悩んだ末の結論(仮定)は、①巣箱内の気密性を高め、夏場は高温多湿状態にするのは、外敵の侵入を阻むことに加えて、外敵が侵入しても長居したくないような環境づくりでは? … だとすると、人間が良かれと思って施す環境改善策は 蜂さんにとっては大きなお世話(迷惑)? ②夕涼み隊が盛んに活躍するのは、強勢群〔健常群〕の表れでは? … 巣箱内で巣を取り巻く必要以外に多くの蜂がいて元気(バリアーが強固)な群ということでは?