元巣群は強勢を維持していて、簀の子上の施用枠には給餌用の小さめのトレイを置いていたのですが、あっという間に盛上げ巣に飲み込まれてしまいました。 何とかしようと天蓋を開けようとしたら、盛上げ巣の上部がガッチリくっついていました。 そこで切り離して上部に薄い透明板を乗せてやりました。 これによって観察も楽にでき、閉める時の犠牲も無くなりました。
下の写真のように蜂数が多くて下の方に貯まっているミツの色は見えませんが、ちょっと楽しみにしています。
〔施用枠は 1x4材で 厚さ19mm、高さ89mm、内寸262mm 下の巣箱枠は 2x6材で 厚さ38mm、高さ140mm、内寸224mmで5段、巣板の下端は4.5段まで 巣門は4面、縦巣門x2、台座はアオヤギ式で、多数の通行口あり です〕
ミツの色を知りたいのは、今年7月末と9月末に採れた盛上げ巣のハチミツの色に大きな違いがあったからです。 ⇒ 下の写真ご参照
左のハチミツの色は、この秋の百花蜜とほぼ同色でしたが、やや濃く、澄んでいました。 同時期に複数の群で盛上げ巣が造られ、それらは同じ色でしたので、違いは時期の差、つまり蜜源(花の種類)の差によると推測されます。 今後 盛上げ巣造巣・貯蜜中は、咲いている花や天候の特徴を記録しておこうと思いました。
◆ニホンミツバチの盛上げ巣のミツは、1ヶ月足らずである程度貯まりますので、百花蜜と違って単花蜜的な楽しみ方ができそうで、来春は半径1km圏内に200本以上の桜の木がありますので、ニホンミツバチの『サクラ蜜』が採れるといいなと思っています。 ・・・ 思うようにいかないのがニホンミツバチなんでしょうが … 。