床下の巣の様子と作業環境をビデオに収めました。

おはようございます、

過去に似た営巣環境の床下日本みつばち巣を保護～収容した経験があります→ https://38qa.net/blog/5578

床下底にブルーシート+新聞紙(必要に応じて不要物をまとめて包み外に出しました。)、バケツに水、濡れたタオル、巣板切り取り用包丁、蜜巣脾入れ用ボウル複数個、ライトに懐中電灯など準備して臨みました。

蜂児巣板は重箱式巣箱に有効活用するには木枠にはめて輪ゴム止めする方がいいです。いくら蜂蜜部分を除いたとしても人間の手で重箱式巣箱天井から落下させることなく下垂させることは出来ないです。

道具を床下に降ろしたら作業開始です。

端の巣板から順に、先ず巣板に振動を与えると蜂達が退避しますので、蜜巣脾部分から下を切り取りバケツへ、その後蜜巣脾部分下にボウルを持っていき蜜巣脾を綺麗に剥がして天井から切り離しボウルに受けます。

切り離した蜜巣脾からは大量の蜂蜜が滴り落ちますから直接手で触れないよう⚠️   手袋に蜂蜜が付いたらその都度バケツ水で洗い流してタオルで拭くと効率が上がります。

全巣板を同じように作業し、家外に搬出してから素早く木枠に蜂児巣脾を輪ゴム止めして重箱巣箱天井側に適正間隔でセットしてから、床下の蜂を目の細かい虫取り網みたいな網に収容していきます。

これを巣箱に移していきます。移す際には広い板の中央に穴を開けたものに捕らえた網を下から通してその上に巣箱を載せて自分たち自ら移動させると全蜂がスムーズに暗い巣箱に入っていきます。

私の例では夏場の作業でしたので、多くの蒸殺蜂が出てしまいました。今の時期でも混乱により蜂自ら発熱してかなりの温度上昇が見込まれますから、収容巣箱の移動時以外は巣門は開けておくか、巣箱移動は後日日を改める方がいいかも知れないです。

当方は、床下の自然巣を多く収容してきました。掃除機で蜂を生け捕りし、育児巣板を生かすやり方は、長時間の重労働、疲労困憊、筋肉痛となります。分蜂が終わったと思われる今の時期は、育児が少なく収容の適期かも知れません。作業時間・能率はハッチ＠宮崎様のご回答のとおり、十分な道具の用意の有無で決まります。シロアリ防除施工済みの場合があり、青シートは必須です。

”掃除機や吸引機を使わない方法” を提案致します。

大引きをできるだけ大きいハンマーで叩く。➡蜂は巣板から離れ退避する。

巣板に残る若干の蜂はヨモギで追い払う。貯蜜部分と育児部分を切り分けて、１枚ずつ切り取り、別容器に収容する。容器は蓋が必要です。育児巣板から羽化した蜂が次々と出て来る。容器底に垂れた蜜が溜まり、蜂が溺れる。溺れないよう底に網などを敷いておく。

巣板を切り取り終わると、蜂は床下で蜂塊となる。➡重箱の天井に多数の穴を空けた板を被せる。その上を板で塞ぐ。蜂塊を網ですくい取り、重箱に下から歩いて入らせる。写真の群は少なくとも重箱二段は必要です。

作業終了後、重箱をブロック出入口の外に置き、外勤蜂・残り蜂が箱に入るのを待つ。最上部の板を外し、空箱を乗せる。空箱に育児巣板を並べる。➡蓋をする。

床下に残る蜂と元巣の場所に虫よけミストを噴霧する。女王は最も臆病なため、小さい隅に隠れている場合が何度もありました。虫よけミスト噴霧で女王が慌てて出てきます。

温暖期に収容した群は、ほとんどの群が１０日以内に逃去します。少なくとも一週間はハチマイッター等による逃去防止策が必要です。蜂群は夜に２km以上移動することが望ましいです。作業中・作業後は、ハッチ@宮崎様のご回答のとおり、興奮による熱死に注意が必要です。私は箱内で収容群を全滅させました。

mesimoriさん こんばんわ

捕獲移動ご苦労様です。立派な巣とお見受けしました。巣板は結構大きくなっているようですね。丸ごと収容というのは巣板をいっぺんに切り離して袋に入れるイメージでしょうか。丸ごとの経験はありませんが重箱に入れるには難しいように思います。枝にできた解放巣の捕獲で検討したことがありますが枝ごとそっくり切り離しての場合です。巣板を重箱へセットするには蜂と巣板を一度分離させる必要があるかと思います。

吸引による捕獲をしていますが巣板は桟に挟んで重箱巣箱へ吊すようにしています。https://38qa.net/blog/75458

吸引は掃除機タイプは真空圧がかかるのでブロア吐き出しタイプのGM-2を使用するようにしています。

mesimori さん

現況調査お疲れ様でした。

大引き下を下記同様の方式でOKと思います、大引き部分は蜜層巣板だと思いますよ。

https://plaza.rakuten.co.jp/fuusya3600/diary/201606140000/

巣板切断後、地窓近くの巣板から刷毛とブロワー又はドライヤーで蜂よけしながら巣板の撤去をすればOKでしょう。

頑張ってください。

NOを訂正いたしました。