分蜂の目安にもされる日本みつばち雄蜂房の陣笠中央に小穴の空いたあの独特な形の雄蜂蓋ですが、巣内ではどうなっているのでしょうか⁉ 内検の際に覗いて観ました!
普通に見てると働き蜂房に比べて凸出した画像下にある形状をしていますが、中に育つ雄蜂の出房(羽化)が近づくとその表面の蝋が剥がされて画像上の様に引っ込んだ部分中央に穴が空いてます。
いざ雄蜂が生まれ出るとこれがパカっと落下し~巣外に捨てられてしまいます。
成熟期間の長い雄蜂は分蜂期女王蜂が王台で育てられるのに先立ち大量に育児される為出房に従ってこの雄蜂蓋が巣門付近に目立つようになることから分蜂の指標にされています。
因みに西洋ミツバチでも雄蜂蓋がありますが、普通に丸い形状をしています。