私は福岡県福岡市東区に住んでいます「とくさん」と言います。2008年4月に日本蜜蜂を購入して飼育し順調に育ちましたが、2年目に分蜂した群を確保できず、やがて本体にスムシが出て、更に蜂児出し病?になり、1年半で全滅した経験があります。昨年の6月に私のテニス友達の貸家の軒下に営巣した日本蜜蜂を、私が紹介したSさんに捕獲してもらったのが縁で、Sさんから2群分けて頂きました。ところがスムシと逃去で育てきらず、5月に久留米市で捕獲された1群を更に頂きました。この群は、当初は重箱式の1段目の上部に小さな巣があっただけでしたが、順調に育ち7月12日には2段目の半ばまで増え、8月4日には3段目を、9月6日には4段目を、そして9月24日には5段目を継ぎ足しました。流石に以後はあまり増えなかったのですが、12月5日には5段目の下の底板まで達しました。5段目を増設するときに70歳の私には重く感じられたのと、冬だしと思って6段目の増設はしませんでした。
上の写真が我が家の巣箱ですが、5段の箱の杉の厚さは約3㎝、内径が約22㎝、外径が約28㎝、高さが約15~18㎝です。底板の下には、前面の板が外せる内径が約24㎝、外径が約30㎝、高さが約24.5㎝の杉箱を、その下にはコンクリート製の内径24㎝、外径が30㎝、高さが14㎝の枡を置いています。
底板には内径が重箱の内径より大きな穴があり、巣屑などは地面に落ちるようになっています。また、底板の下の箱の上部4面には穴を開け、径6㎜のプラスチックの格子窓が付けています。冬の寒い時は蓋をします。底板から地面まで約40㎝の高さがあるので、蜂が下に群がる余地が十分あります。そして、その後も暖かい日にはたくさんの蜂が花粉を付けて帰ってくるので心配でしたが、12月24日には底板から5㎝下に、今年の1月7日には10㎝下に、2月6日には15㎝下に、3月5日には25㎝下に、13日には27㎝下まで蜂球が来てしまいしました(参照:2つ上の写真の底板から下にぶら下がっている黒いもの)。
恐れていた巣を確認できたのは3月5日で、この時はまだ高さが10㎝も無かったのが、13日には上の写真のように蜂球の一番下まで約25㎝までできてしまいました。当然ですが、ここには支持棒が無いので、触ると巣はぐらぐらしています。3月5日の時点では分蜂すれば蜂も減って箱の継ぎ足しも何とかできるかなと考えていましたが、ここまで大きくなると未熟な私にはお手上げです。この箱の下に新たな箱を増設するかと考えたりしますが、このままではいずれ巣がここから崩れてしまう可能性もありそうで、飼育2年目の私は暖冬を恨みたくなります。左側の銀色の袋は杉などの精油を主剤にしたダニ除けの「ダニコナイ」(3袋で1000円位、開封後3~4か月有効)という商品ですが、購入後に説明書を見たら、屋内用のダニには有効だが、屋外用のダニには無効と書かれていました。因みに昨年は採蜜はしていません。初回なので長くなりました。最後まで読んでいただいた方には感謝いたします。