逃去と云う(蜂にとって)素晴らしいシステムはどの様なプログラムだと感じましたか?
恐らく始まりは外敵逃去だと思います。いやもう逃げないとやられる状態です。
逃去して生き延びた群がやがて外敵逃去プログラムを確立させた上で、計画逃去に発展させたと考えます。
つまり、このまま此処に居ても死んじゃうよねぇの判断、且つ、そのために育児を止め、貯蜜を腹に貯めて逃去するプログラムです。
昆虫は概ね個々に考えることはなく、予めプログラムされた通りにしか行動できません。
であるならば、計画逃去は、これとこれとこれがOnしたら起動する、、様にプログラムされてる筈です。
この質問では、継ぎ箱が遅れて逃去された例に絞ってみようかと思います。色々だと難しくなるので。
自然界で継ぎ箱(空間が拡大する)が起こるのは極めて稀です。なのでその判断は、
良いと思って越して来たけど、ここじゃぁ冬は越せないねぇ、だって必要な量を貯められないもんねぇ。とか、私(女王)の出産能力にここは狭いわ、未だ若いのにここの広さに甘んじてちゃ駄目、もっと広い所を探しに行かなきゃ。とかと推測します。
その時期と容積(内寸と段数)がどの程度だったか教えて戴けないでしょうか?
そして、どぉ感じたかを添えて戴けると有り難いです。
昆虫はあまり複雑な処理はできない筈なので、発動条件はそんなに多くはない筈です。
又、貯蜜量がどれくらいあるか? 造巣に使える空間容積がどれくらいあるか? なんかの高度な認知能力も無い筈です。もっと、もっとシンプルな条件の筈です。
もう産む場所が無いわぁ、、引っ越そうかしら。くらい単純な判断だと思います。