回答に証拠や根拠のようなものは、必要でしょうか?
Y教授の個人サイトに以下のような記述があります。
『エビデンス(証拠、根拠)の強さによる情報の分類
❶今後の対策のため早急にエビデンスの収集が必要な事項
❷エビデンスがあり正しい可能性が高い情報
❸正しい可能性があるが、さらなるエビデンスが必要な情報
➍正しいかもしれないが、さらなるエビデンスが必要な情報
❺エビデンスがない情報』
また、日本ミツバチのQAの利用規約の前文には、以下の記述がみられます。
「ニホンミツバチのQ&Aでは、基礎的な飼育方法がわからない初心者のニホンミツバチ愛好家の日常的な疑問を解決し、手助けするだけでなく、アカリンダニや農薬など様々なニホンミツバチの問題解決のための情報交換を行い、ニホンミツバチを愛する皆さんとともに、ニホンミツバチを適切に保護していくことを目指しています。」
初心者の日本ミツバチの愛好家の日常的疑問を解決する場だから、そんなに固い話はこのサイトに馴染まない、また素人が研究者のように証拠や根拠を求められるなら、誰も回答する人も質問する人もいなくなるという懸念と、常にそれを求めらるのは不愉快、という感情は、もっともです。
私は時々、NHKラジオの子供向け番組「こども科学電話相談」を聞いています。子供たちの様々な質問を、様々な専門家が、相手に通じる制限された言語の範囲で四苦八苦しながら解説回答するものです。ここでは、質問に対し、その種類により、相応しい専門分野の人が回答します。
最後にある回答者が、電話を切る際に、なにげに「立派な大人になってください」と言ったところ、別な回答者が、「立派な大人など、いないですよ」と言い添えました。私は子供相手に、何と、おとなげない不用意な発言かと思いました。後でよくよく考えると、この回答者が投げた言葉は別の意味があったように感じました。たとえ、子供相手の電話相談だとしても、科学相談と銘打ったからには、科学的なエビデンスに基づいた発言をすべきということ、情報は鵜吞みせず、疑うこと、という基本姿勢を言外に感じたからです。深読み過ぎでしょうか?
雨でどこへも出かけられない、「分蜂群収納箱キャリー」を作りながら、いろいろ考えてしまいました。
NHK基礎生物講座もおすすめです。 理解度チェックもあります。(^_^;)これは苦しい
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsukiso/
個人サイトのY教授とは、山中伸弥氏でC virusに関するものです。
「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
長文を最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
雨が上がると忙しくなるので、たぶんしばらくお休みです。