ツタウルシは名前だけ知っていたが、実物には会った事が無かった。
長生郡一宮町の高い山を10年前から開墾した時も、大網の林でも笹竹が駆除の対象であったが、今回千葉市に近い大網の最北端の高原の杉林には参った。
この杉林を蜜蜂も棲める森に変えていこうと、行動を開始したものの、早くも強敵が現れた。
これである。
上の画像は杉の大木が倒れて、一緒に地上に落ちてきた、ツタウルシの若葉である。
下の画像はネットで検索したツタウルシの若葉。
上の画像には既に花が咲く直前になっている。
これを見れば、うん!日本みつばちの蜜源に違いないと期待してしまう。
これらとそっくりではないか?
上の5枚の画像は全て優れた蜜源植物なのに、ツタウルシは蜜源ではないらしい。
それだけなら、問題ないのに、人間の肌がかぶれる。
ツタウルシに触ってから8時間から48時間で猛烈に痒くなるらしい。
触らないでも、近寄っただけでもかぶれるらしい。
おまけに一度かぶれた人は、次回から敏感に反応するらしい。
おっとりは境界杭を探しに、ここ連日森に入っていたので、かぶれても仕方ない状況だった。
皮手袋とシャツの間が狙われた。
顔にほてりを感じ、手首が点々と小さな発疹が見られるが、騒ぎ立てるほどの痒みではない。
手元にあったベタメタゾンプロピオン酸エステル軟膏を塗ってはいるが、これはウルシかぶれのウルシオールと言う成分には効果がないらしい。
ネット検索では別の知らない薬品が書かれている。
コロナウイルスでなるべく病院にも行きたくなかったところだが、明日にでも行ってみよう。
下の画像では若いお嬢さんがたがツタウルシの葉から染料を作っている。
ビニール手袋はしているが、腕のガードは甘い様に見える。
不思議だ!
下の画像はネットから借用したものだが、秋には綺麗な紅葉との事だが、出来ればこんな紅葉は見たくはない。
なるべく早くツタウルシを除去したいが、まづはかぶれの手当てをして、購入の本契約を済ませて、それからいつ除去するのが合理的なのかを調べてからです。
除去の方法は肌を出さない様にして、1m程の枝切りバサミで切り取る事しか知らない。
ウルシオールはハサミにも付着するとの事なので、面倒な事だ。
乗り込んだ船だから、出航するしか仕方ない。
森のなかには、鶯やら他の小鳥と蛙とミミズが居た。
ネズミモチが沢山あったので嬉しい。
なぜか「トウネズミモチ=外来悪い奴」は1本もない。