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ニホンミツバチ
日本みつばちの発育 卵~蛆~蛹~成虫

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2020 3/31 , 閲覧 31

日本みつばちも西洋ミツバチと同じくその女王蜂は自らの意志により受精卵(有精卵)と無精卵を産み分けます。有精卵からは雌である働き蜂と女王蜂が、無精卵からは雄蜂が生まれます。女王蜂と働き蜂は全く同じ有精卵から生まれますが姿形は勿論寿命や働きも違っています。この差は何なのでしょうか?

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女王蜂と働き蜂、どちらも卵から孵化して幼虫になってからの三日間は同じ食べ物を与えられています。違いはその後の三日間にあります。全幼虫期間を通じて女王蛆は神秘の食べ物ローヤルゼリーを与えられているのに比較し働き蜂になる蛆は蜜と花粉を混ぜた食べ物になっているのです。またその部屋も女王蛆は一つの部屋がとても巨大な王台で育ち、一方働き蜂蛆は前述の巣板(巣脾)を構成する一つ一つが六角形のセル、働き蜂房で育てられるのです。餌が異なるためか蛹の期間も女王蜂は約7日弱であるのに対し働き蜂は10-12日を要し、女王蜂はトータル16日弱、働き蜂は1919~21日を経て羽化し出房して来ます。

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雄蜂は、働き蜂より若干広目の雄蜂房で働き蜂と同じ給餌がされ蛹期間12-15日のトータル約21~24日で出房します。雄蜂が羽化出房する際は小穴が中央に開いた陣笠様の蓋、いわゆる雄蜂蓋がパカッと剥がれ落ちる点が他の女王蜂や働き蜂、それに西洋ミツバチの3形とは大きく異なり、雄蜂が分蜂に先立って多く育てられ分蜂前に巣箱底板や巣門前に沢山観られることから分蜂群が発出する一つの目安ともされています。

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