投稿日:9時間前
標高350m前後の蜂場(蜂友群)の継箱・採蜜をしました。積雪は50~60cmが普通の場所です。
①1群飼育の蜂場:越冬元巣2群でしたが、右側群は跡取り女王蜂が交尾失敗して消滅し、早々と解体して待ち箱状態でした。

結局、自然入居は有りませんでした。家主さんも自作の待ち箱を2ヶ所に設置していましたが入居はありませんでした。
7段重箱群はそこそこ元気なのですが・・・。

リフトで持ち上げて内検してガックリです。

巣板がほとんど伸びていません。巣板が5段なので兵糧を残すためにそのままにしました。
最上段の給餌・治療スペースにメントール処理をしておきました。

朝は一桁の温度になったので、土台部分の開口部を板で塞いでおきました。

野外だとマルチで塞ぐのですが、まあこれで様子見します。
中山間地で継箱と採蜜が出来ない群は初めての経験ですね~。この夏の酷暑は、産卵停止や活動できない状況が見え隠れします・・・。
気を取り直して次の場所に行きました。
②2群飼育の蜂場:越冬由来の2群が頑張っています。

1号群が心なしか活動が鈍いような・・・。

継箱前に土台の開放部をシルバーマルチで覆いました。

7段目の巣落ち防止棒まで巣板が伸びているのですが、蜂数がやや少ないのが気になります。
1段継箱して1段カットする事にしました。しかし、最上段はほとんど貯蜜していませんでした。

雲行きが怪しくなって雨が降りそうなので、画像を撮る暇もなく作業をしました。
2号群:こちらも土台部分の開放部をマルチで覆いました。

リフトで持ち上げて内検し、1号群より巣板形成が少ないので、継箱・採蜜を諦めました。
作業中に家主さんが帰宅されたので、色々と話していたら画像を撮るのを忘れてしまいました。
今日は重箱3個の家賃があると思っていたのですが、家主さんも私もガッカリしました。まあ今年の天候では、しょうがありませんね~( _ _ )..........。
どじょッこ
島根県
2006年に地元神社の狛犬土台(石垣)の栄巣群が殺虫駆除され、近隣2ヶ所の自然巣も同様に殺処分されました。 「蜂は刺すから」「危ないから」「スズメバチが来るから...