日課の数度の巣箱見回りで時々思う事が有る。巣箱が航空母艦の例えなら母艦から飛び立つミツバチはさしずめジェット機。低位飛行で巣箱からスピードを上げて一直線に飛び立つミツバチは何ともかっこいい。シューっと目に留まらぬ速さで一直線に蜜源の花を求めて、あっという間に見えなくなり目で追っても追える速さでない。ミツバチの飛び立つ初速はどの位だろうか・・。また 蜜蜂が帰還する時にホバリング気味でスピードを落とし体中に花粉を付けて巣門にさっさと入っていく。ホバリング気味の帰還もこれまたかっこいい。時たま、3m近くで見ていると帰還ミツバチが小生に体当たりして巣箱に入っていくのでミツバチの進路を妨げない様に離れて見る様になった。
ある日の見回りでミツバチが何かを抱えて巣箱を飛び立ったのを見て、よく目を凝らして見てみると、どうも死んだミツバチを運び出している。自分と同じくらいの重さのミツバチの死骸を抱えて運ぶなんて、何という力持ち何だろう！ミツバチの翼揚力が凄いと身体能力の高さを改めて認識した、
未だまだ知らない蜜蜂の生態が沢山有るかと思うので経験しながらミツバチと仲良くなっていく。
