毎年、水稲育苗ハウスの有効利用として、トロ箱を使用した中玉トマト栽培をしています。今年はミニトマトも1棟増やして栽培します。
7/1にトロ箱(ブリ箱)当たり4株ずつ定植しました。トロ箱を使用するのは、①水稲育苗に関わる農薬混入を避ける。②土壌伝染性病害を回避する。③養液を必要量ほど点滴灌水することで安定した栽培と収量・品質を確保する。④環境負荷(肥料流亡や残留)を減らす。などの理由があるからです。
培土はヤシ殻チップや腐葉土を混合した有機質培土で非常に軽く、栽培しやすい素材を利用しています。
今年は例年より10日遅く栽培をスタートしました。コロナ禍対策や需給調整、作業者の負担軽減などが理由ですが、お盆過ぎからの収穫・出荷になります。
仕立て方は少し変わっていますが、例年通り連続摘心整枝法を利用した『やなぎ仕立て』で取り組む予定です(^―^)。