秋も深まってまいりました。オオスズメバチの活動も少しずつ終盤に向かいつつあるように感じます。巣箱から15メートルの地点に咲き始めたサザンカの大木にたくさんのオオスズメバチが訪れていました。今の時期にミツバチを襲わずに花に夢中になるのは、そろそろ子育ての必要が無くなって来たからでしょうか?略奪者としての表情ではなく、ポリネータとして花から花へ飛び交う姿は平和で、聴き慣れた可愛らしい羽音ではないけれど、サザンカの大木を震わせる無骨な重低音に包まれてしばし幸せな気分に浸ることができました。
巣箱の群は6月5日に遅めの自然入居。段数は少ないけどセイタカアワダチソウの花粉を盛んに搬入して元気いっぱいの群です。