床下回収群は今日も今日とて時騒ぎ行動に忙しい。そんな中、数匹がオレンジの花粉を持ち込むのを確認。あなたたちはもうGPSリセット完了したのね!上出来!
オオスズメバチは24時間で8匹。名古屋の蜂場に比べるとかなり少ない。完全にロックオンされているわけではなさそうだし、涼しくなってきているのでもうスズメバチも下火なんだろう。ちょっと安心した。
時騒ぎ行動が大きいため、オオスズメバチシートにハチ子が停まるのが怖い。
今はまだ潤沢に働き蜂がいるわけじゃないから、1名でも巣箱にいないといけない。
もう1段追加で見た目5段で、中一段。
日が陰ってから(オオスズメバチがこなくなってから)回収するときに天井に作ってあった小細工を外した。
あ!まだ食事中だったか。失礼。
裏返してゴムとかネジとか取ろう天板取ったら。。。既に残っていた巣板と天井がつなげてあって外すのにちょっとひっかかる抵抗があった。追加の巣板をネコマルさんからもらう予定なので急がないと天井取れなくなる日も近い。
みなさまのおかげでこの一週間がまた新たな経験と知識を得た。
今回、寒さに凍えていた蜂たちは春のような気温に狂喜している。名古屋の冬は短い。気温もマイナス2~3になるのは数日だろう。今のこのままで防寒対策は何も要らない。
1日かけて助けたこの群とこのまま一緒に居たいと思う。しかし、分蜂もオオスズメバチも許してくれるところではない。その心配のない郡上には別の熊問題。この解決策はまだない(地主さんは力強く「来年は来ない!」と言っていたが根拠はない。)山に連れて行ってまた熊に襲わせるか?回収しないと思っていた頃の気持ちもよみがえる。
数群、どれも強群と言われる群を飼育して思うこと。
私が飼育してきた群はどれも爆発的に巣板を伸ばし、蜂を増やし、花粉を集める。私が経験した群はすべてこの状態だった。あれよあれよで巣箱を継ぎ足し6段7段になってしまう。蜂の勢いを制御できない。
名古屋の夏でもない時期なのに巣板が90センチ近くなって重くなっているものを採蜜でもしようものなら必ず巣落ちを起こしている。箱を減らしたいのに蜂が多すぎて継箱をしないと外に溢れ出る。どんどん多段地獄に入っていく。
それは郡上でもそうだった。春の分蜂群は夏の終わりには5段になる。もう移動できる大きさではない。チビ段にして名古屋に連れて帰れれば越冬のために蜜を5段持たせる必要もない。名古屋なら2段あれば十分だ。途中で群を小さくする手法が必要だ。
もし、どこかで2年間蜂を飼育できるようになったら、私は今の15センチ高の巣箱ではなく10センチ8センチの低い巣箱を挟みながら、蜜切りの影響を最小限に抑えつつ、巣箱の高さを低い状態で維持してみたい。郡上で秋口に最後の採蜜をしたら2段半になって、名古屋へ連れて帰れるようにしたい。今も継箱なしの採蜜はイメージ付かないが。切るだけで終わり、巣箱はコンパクトを目指したい。
2段蜂が入っている3段の巣箱がベストだと思う私はハチミツはいらないので3段の箱で蜂が飼いたいだけなのかも・・・こうやって考えると改めて気が付くことが真実だったりする。