投稿日:2021/3/11 04:37
巣箱の中の温度を毎日測定する事で、分蜂の予知にヒントを与えるかどうかを、模索妄想している。
巣箱の中の温度が常時35℃前後である事は確認できた。
正確に言うと、巣板の先端がしの竹の巣落ち防止棒に達しているか直前まで伸びているか、既に巣落ち防止棒を取り込んでいるか分からない。
この巣落ち防止棒のなかにはガラス製の棒温度計を差し込んであり、必要に応じて棒温度計を抜き取り、検温している。
この温度35℃は巣箱内部の温度ではなくて、限りなく育児部分の温度と理解している。
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昔、タウツのミツバチの世界を読んだ事があり、読み返してみたら今知りたい事に関連するので、抜粋してみた。
又、ネット検索で総務省の記述があったがこれも、よく考えると、私の早とちりで意味を読み違えている恐れがある。
総務省がヒアリングした事例の一つに以下の記述があったが、、、????
島嶼部も含め、巣箱を置いてある場所まで行かなくても巣箱の状態がわかるというのは大きなメリットです。現在センサーで測定しているのは、温度と湿度ですが、例えば、外気の気温が変化している中でも、巣箱の中の気温が一定に保たれていれば、蜂が正常に活動していることが分かります。また、蜂の群れが分かれる(分蜂)前に、温度が高くなることも確認できました。
https://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/fieldinfo/01sotsu08_01000860.html
上の記述では「分蜂前に、温度が高くなることも確認できました。」とあるが、文意からこの温度とは巣箱の中の温度と思ってしまったが、もしかすると分蜂で飛び出した蜂が外で蜂球を作って、その蜂球の温度の事を言っているのかも知れない。
夢うつつ、考えてみると生き物たちは卵を孵すのに必要な温度があり、セイヨウミツバチは35℃前後の様だ。
以下、タウツは面白く記述している。画像は私の挿絵でタウツとは関係ない。
③B(西洋)ミツバチの世界 ユルゲン タウツ著 読書完了 保管
P224 夏に暑すぎる時は蒸散作用の為、水を運び入れる。
巣房の縁や蓋の上に薄く広げて、旋風行動をする。
温め係は蓋がけされた巣房が1個だけ空の巣房に接していれば33℃で温め、
6個の巣房を温める時には41℃で温める。
P230 蛹の温度
平均値は33℃~36℃ 30分~60分周期で上下1℃変化
P235 涼しい温度で羽化したミツバチは内勤を好む
暖かい温度で羽化したミツバチはその他の仕事を好む
36℃で羽化したミツバチは賢い
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これから分蜂が始まるので、初めの分蜂が終わるまでは温度の測定を継続するが、おそらく
分蜂前日或いは直前(分単位)に温度があがるかどうかは、上がらないと思う。
しかしながら、巣の中から外へ飛び出す時には群の半分近くが大移動をするので、その時には押し競まんじゅうで巣箱の中の温度が上がる可能性は充分にあると思うが、その時点で知っても予知には役立たない。
ダメ元で、測定継続。
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今日は快晴で風も少なく、心地よい春になりそう。
出入りする日本みつばちを眺めながら、のんびりしよう。
運が良ければ、千葉県では既に分蜂が起きたところがあるので、、、興奮が味わえるかも!
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハッチ@宮崎さん
コメントをありがとうございます。
最初の分蜂があるまでは、当面測定を続けます。
しかしながら、この件は本当に必要な事なので、とっくに分かっている話題で、Yes か No なんだけれど、どちらも公表がないので、、悩ましい。
暇人のおっとりが時間つぶしで、もう少しだけ、、、、、
2021/3/11 06:37
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハッチ@宮崎さん
え? 素直とは、と、言う事は巣箱の中の温度?
今日は、ミニXディかもしれないので(例外的)朝から蜂場でのんびり観察します。
ついでに、草刈りして、、、
2021/3/11 07:38
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...