・スダジイの開花は収まり、雑柑等の花蜜?がちょっとずつ入る。これに伴い、ちょっとずつ抜き取り採蜜を継続する。
・3月に分割・或いは出荷の余りとした群、それが未交尾分封した物を捕獲した群等は、概ね結果が出る。ひと段落が付く。
・晴天が続き、暑くもなければ熱くも無ければ、朝晩もさして寒くも無い。執拗な天敵の襲撃も無く、餌や花粉切れに留意する必要も無い。つかの間の楽園を満喫する。
・3年目となると、今後の展開知ったる身として、酷く憂鬱な気分になる。物凄い多雨の梅雨がやっと開ければ、蜜・花粉源は何もなく凄まじい熱線が降り注ぐ日々が続く。暑さのピークが過ぎれば尋常でない数のコガタスズメ(ついでにジョロウグモ)の襲撃が始まる。これが収束する頃には、すっかり寒くなり曇天下の日々が続くのだ。
奄美大島に伝わる島唄?等に、下記の如きフレーズがある。
いてぃむ、今日(きほ)の如く、あらち、たぼれ。…いつも今日のようにあってくれ下さいよ、というニュアンスであり、裏返せば、良い日々は短く決して日常が楽ではないという事だ。
同時に、いずれはまた、良い日々が巡ってくるという事でもある。毎年、何としてもこの季節を迎えるんだ…と己に言い聞かせる。
アカメガシワが開花直前。何だかんだで、今まであんまりジロジロ花を見る事が無かった…今さら過ぎるが、「赤芽のカシワ」って意味か。花が高く盛り上がったパフェみたいで美味しそう。
ハゼノキ。割とノッポに育たないと開花しない?&花も地味で観察しづらい。この個体は風が強く当たる海沿いに生えている。昨年の台風のダメージからよく回復してくれたと思うと有難い。ミツバチ含め訪花昆虫は確認できず、開花は今からのようだ。
…懸念もある。
…気が早い。もし直撃ならどっちの蜜源も台無しだった。影響が少なく済めば良いが…。