初編・続編に続いてのお話です。
十尺の園芸用脚立に昇ってサクランボの収穫をしていると頭上に無数の羽音が聞こえるので空を見上げるとやがて蜂雲が視界に入ってきました。軒下や樹下に設置中の待ち箱には朝から探索蜂10匹前後がどの待ち箱でも出入りしたのでようやく本隊到着かと脚立を降りて蜂雲を追いかけて行くと重箱の巣門に吸い込まれていったのは西洋ミツバチの一群でした。
四面巣門の高さは6.5㎜なので働きバチはスムーズに入巣できるのですが大きな雄蜂は入れずに巣門周りや巣門下部に固まっていました。働きバチが次々と入巣していたので女王蜂も入巣しているとは思いますが目撃していないので果たして女王蜂は入巣できたのでしょうか。昨年もこの時季に解体途中の重箱に西洋ミツバチの一群が入居したことが蘇ってきました。この重箱6段積みは上部から2段を解体・離蜜中でコンパネで上蓋と屋根を兼用していた物です。せっかく訪れてくれた分蜂群ですが我が家ではお構いできないので蜂友さんを通じて西洋ミツバチを飼育されている方にお引き取りいただくことにしました。