蜂友さんの蜂場にて梅雨の晴れ間に5群の点検をしました。点検を進めていくと次々と継箱が必要な巣箱ばかり、点検だけの予定が急遽継箱作業に変更となりました。4群目の作業で重箱が不足してきたので思案の挙句に待ち箱を取り崩して作業を継続しようとした矢先のことです。4群目の後方30mに大きな栗の木の辺りから聞き覚えのある羽音がし始め、やがて蜂雲が上昇し始めました。その蜂雲の行方は蜂友さんが解体に向かった20m先の栴檀の幼木の下に設置中の待ち箱の方角でした。急いで大声を出して解体中止を伝えました。
蜂友さんと解体をもう少し早くしていたら入居先が見つからなくて探索蜂が叱られるところだったと冗談混じりで笑顔の交換となりました。