今年の群は4月1日に分蜂捕獲して以来、終始今までに無く順調に育っており、6月以降蜂の数も非常に増えて巣箱の点検蓋の周りにも常にたくさんの蜂が群がっており、またそれと併せて内検を必要と感じる状況もまったく無かったので気が付くと4ヶ月ほど内検をしていなかった。
今シーズンから試しに「スムシっ子カード」の使用も始めてみているので、春に1枚目のスムシっ子カードを入れて、本来なら夏頃に2枚目のカードを入れるべきだったのですが、その必要性もまったく感じる事もなく最終的に2枚目を入れる事もなかったので、内検もしていなかった。
そうこうしているうちに、秋の採蜜の時期になってきて、1年目の群なのでいつもなら採蜜できるだけの群に育っているかをじっくりと見極めてから採蜜するんだけど、この今年の群だけは内検するまでも無く採蜜できる、いや、採蜜できるというよりも採蜜して継箱してやってスペースを確保してやらないといけないという状況が中を見なくても判断できる群だったので、蜜切りの前に継箱をする事に。
巣箱にウインチを掛けて持ち上げてみると
予想通り巣門段まで巣板がいっぱいになってる。
このまま普通に巣落ち防止が入った継箱を入れると巣板が当たって潰れてしまうので、急遽、巣落ち防止棒を入れる位置を巣板が当たらない低い位置に下げた継箱を作って入れた。
ここまでいっぱいになっても、巣門段には巣がくっ付いていなくて、そのまま持ち上げても巣板を痛める事が無いのが面白い。
そして一段継箱を入れて終了。
継箱を足して5段。これが一段切り取るので4段になる。
巣箱の底面積は「週末養蜂」の巣箱のおよそ1.5倍の大きさなので、1段切り落として「週末養蜂」の巣箱だと6段分の容積になる。
少し落ち着かせてから採蜜をする事に
ウインチで持ち上げるのが非常に重く(過去最高)感じたので、おそらくたっぷりの蜜が入ってるはず。