日本みつばちは賢い
去年の春、強制捕獲をして重箱に取り込んだ。
その重箱を翌朝生き物たちの森へ運び、営巣育児を開始して落ち着いて来たので丸洞の上に重箱を載せた。
載せた重箱と丸洞との隙間から日本みつばちは出入りをしだした。
去年の夏、キイロスズメバチが押し寄せてきた。
出入り口が高い位置だとキイロスズメバチが下から攻めて来て容易に誘拐して行くことが分かった。
今年の4月から少しづつ出入り口の方位を南へづらして、正規の丸洞の巣門と同じ方位になったので今朝、隙間を完全に閉じた。
***************************************
森に着いたのは今朝4時前、イノシシが生き物たちの森も周辺の畑にも出没している。
いきなり森へ入るのは無謀だと思って、まずは森の外の赤道の草刈りをした。
赤道に接して師匠の畑があり、ここで3群養蜂をしておられる。その内の2群は生き物たちの森の長女と次女の分蜂群が天然入居したものと思われる。
師匠にメールで師匠の丸洞に入っているよ」と知らせたら蜂の自主性を尊重して返しませんとおっしゃられた。
名前が付いているわけではないので、どこから来た蜂であるか証明はムツカシイ(笑い)
******************
草刈りをしてよい旨の了解を得ていたので、今朝は草刈りから始めた。
分譲地に接しているみつばちレストランでは、早朝の草刈りは安眠妨害になるのでやれない。
生き物たちの森は人間さんはいないので、イノシシさんにお帰り戴くように音を出した。
ちょっと明るくなったので森へ入った。時刻は4時9分。日の出は4時半だと調べてある。
最近は日の出の30分前には明るくなっている。
しかし今日は曇りなのでそんなに明るくはない。
森の気温は16℃。よし、この温度なら蜂は凶暴ではないだろう。
あれれ! 門番が5匹位居るぞ。
門番らを中へ押し込んで、隙間を木片で埋めた。
まだ時刻は早いのでしばらく誰もいない。
森は私と小鳥の鳴き声だけとなった。
時間の経過とともに元の隙間辺りが賑わってきた。
5時53分、おそらく巣門から出てきた蜂は直ぐに上へ舞い上がり古い出入り口辺りをブンブン。
大空から帰って来た蜂もダイレクトに元の隙間から入り込もうとする。
1匹の蜂が私の周りに来た。
おっとりちゃ~~~ん、余計な事をしないで元に戻してくれ~~と聞こえる。
今日ばかりは知らんぷりをした。
やがて正規の巣門前に現れるものが居た。
動画を撮ると、、、
ここは私たちの家かな?違うかな? 入ってみよう!
何か変だぞ~~。逃げろ~~
しばらく、古い隙間の周辺は混乱に陥りどこかに入れる処がないかと、あちこち探し始めた。
詰めが甘いおっとりなので、横側に匂いの漏れる別の隙間があってその周辺も賑わっている。
しっかり確認して、すべての隙間を完全に閉じた。
なんと、雨が降り出した。
6時11分、作業開始から2時間経過。と言っても最初の頃は蜂は余り沢山は出てこないのでそんなに混乱しなかった。
安心できる?動画が撮れたし、雨が降り出したので一旦帰る事にした。
おそらく上手く行くと思う。
帰宅を決断した嬉しい動画はコメントに書き込みする。