うちで今や晩夏の風物詩となっている『燻炭作り by ドラム缶』ですが、昨日初ロットを焼きました。 年に1度の作業なので、コツを思い出しながらで、最終的にいい出来ばえで作れる頃に 終了です。
また もっと涼しくなってからの方がいいようにも思いますが、ドラム缶で焼く場合は、外気温が低いと籾殻の温度上昇を阻害して、焼き時間が延びてしまいますので、9月末で終了します。
今回のロットの着火は 7:00頃で、籾殻のイニシャルチャージは炉の高さまで。 その後3回追加チャージして 最終段階の写真が以下です。
(チャージ回数を増やし、1回当たりのチャージ量を少なくした方が 通算の焼き時間は短縮可です)
左は着火後3回継ぎ足しして約11時間後で、この状態で煙突を抜き取ったのが中央、下部の炉空間に燻炭を落とし込んで 上部を撹拌した状態が右です。
出来上がった籾殻燻炭はドラム缶容量=200Lの2/3程度です。 右の写真では焼け残りが散在していますが、これは内壁に接した部分にどうしても焼け残りができてしまうためです。 これを少しでも焼く方法も試しています。
上の写真の後の工程は、シートを被せて 鎮火・自然冷却(一昼夜)となります。 〔水はかけません… ドラム缶の劣化が加速してしまうためです。 急ぐ場合は地面に広げて散水します。〕
焼き終えた燻炭は、手で触れることができるようになっても酸素が供給されると復活(燃焼)するので、非常に危険です。 ⇒ そのため、一連の工程のサイクルタイムは 2日に設定しています。
「燻炭」とは関係ありませんが、焼き場近くと離れた畑に白菜の苗を植付けしました。 〔苗は購入苗ではなく、Daisoの種から発芽したものです。〕
この白菜も 自家消費できるのは せいぜい5割で、あとは他人にあげるなり、コンポスト行きです。 でも近年余剰分の野菜を消費してくれる強い味方(すぐ近所のヤギ)が居ますので、そちらへ回します。 … そのヤギちゃんには、私が畑に居るとロックオンされて、餌を催促されています。 ⇒ 残りの苗も 彼女のために何処かに植えてしまいましょう (^_-)v