8/08と8/10に日誌した 無王極小群ですが、スムシに凌駕されて元巣を脱出して(7/11)から、1ヵ月と1週間経ちました。 私の予想に反して 現時点で生き残っている成虫は、まだ結構居て頑張っています。
実は 支援巣板が2枚では心もとない(落下のリスクもある)ので、8/11に 支援巣板(2枚)を並列追加設置しました。 経時の変化が以下です。
巣板を2枚追加したことで、ちびっ娘達は全体に広がりました。 巣板間のスペースは、当初は1ヶ所でしたが、2枚追加したことで3ヶ所に増えた形です。 … 最初に3枚ないし4枚入れてあげればよかったと反省しています。
今回、元巣の巣箱を脱出した時、収容するために用意した空巣箱の1段目は、観察や世話がしやすい(ちょっかいが出しやすい)ように 透明フィルムが入っていない巣門枠を入れました。 この扉を開けて横斜め方向から巣板を撮った写真が以下です。
右奥の2枚が当初取付けた巣板、左手前の2枚が追加した巣板です。 巣板間で最後のお仕事をしている様子はよく見えませんが、別途巣箱枠の向きを変えて覗いてみます。
尚、支援巣板には 遺伝子を残す頼みの綱である“終末期の雄蜂=断末魔”のために ちびっ娘達が巣房に貯蜜をしており、心配なのは 巣板の落下です。 … ただ巣板を触ったところ、各巣板は一体化しており、ちびっ娘達がスポット連結したと思われ、恐らく簀の子と巣板の接合部も補強していると信じます。
残念ながら この群のちびっ娘達は、これから数の減少が加速していくでしょうから、ちょっと辛い期間に入ります。 でも悲しんでばかりいられず、彼女達の最期の願いを汲み取り、しっかりと雄蜂の発出を見届けてあげたいです。 … Michaelさんからの ご指導も