2日前に日誌をアップした極小群ですが、本日 連日の猛暑で巣板落下が気になって、2枚の巣板の内1枚を取り付け部を補強する目的で、一時的に簀の子から取り外しました。 その時見た巣房の様子から、この群は無王群で、最期の仕事=働き蜂産卵を果たしたとわかりました。 〔当初の見立て通り 無王群でした。〕
下の写真は、片方の巣板の内側の面です。〔ズームアップして見てください。〕
中段の巣房に多くの卵が産み付けられているのが確認できました。 それも1巣房への複数の卵が産み付けられています。(働き蜂産卵の特徴) … 初めから覚悟してサポートを決めたとはいえ、必死に産み付けられた卵、上段に貯められた蜜、そして左下の巣房に貯め始めた花粉、これらを見て 感極まってしまいました。
ちなみに巣板の裏側(外側)の巣房は、貯蜜に使われています。 また、中央部分の巣脾が明るく写っていますが、これは彼女達が巣房の縁を齧ってえぐり、産卵巣房部にビースペースを確保した形跡です。(⇒ また涙腺が …。) 彼女達は本当に素晴らしいいきものです。 (私も昔は“遺伝子を残そうとする本能”は過度に持っていたのですが …。)
それにしても、今現在で卵ですから、2日程度で孵化するにしても、その後の6日間 育児ができるほど今の成虫が任務を果たせるのか? 心配になってしまいます。 そして雄蜂の羽化は9月初めとなりますから、それまではほとんどの成虫は生きれません。
無防備状態になって、貯められた蜜は 雄蜂が蛹の間に 蟻などによって舐め尽くされてしまうのは必至です (>_<)
よって、今居る成虫が喪失したら 蟻も侵入できない箱に移し、羽化後に雄蜂にハチミツ給餌をしてあげたいと考えています。 … 雄蜂のためではなく、雄蜂が持つ“遺伝子継承の可能性(今居るちびっ娘達の願い)”のためです。 ⇒ でも 失敗しちゃったら ごめんなさい m(*_ _)m