巣を発見してから、毎日1回はチェックするのが日課となりました。元気に飛び立つ姿が可愛い。それにしても、執念深いスズメバチだーーー。いつも、巣の周りをホバリングしています。
母心を察してか、Yanさんが近所にきたついでに、寄ってくれました。花畑(花畑があるところに蜂が来ると思い込んでいた)がない庭、昼間はモーターの音がする岩の中に何故巣を作ったのか不思議だったので尋ねてみると・・「雨と直射日光から守られているし、庭にも近所にも椰子の木がたくさんある。それに、音は気にならない程度だよ」でした。
椰子の花は年間を通して蜜源になることを初めて知りました。言われてみると、雨季でも乾季でも椰子の花は見かけます。庭にあるのはシュロチクヤシで、大きなココナツではなく、赤い小さな実をつける椰子です。鳥やリスが大好物の実。よく観察してみると、花の時期は蜂以外にも色々な昆虫が花の周りを飛んでいます。
スズメバチは今のところは問題ないけど、心配なのは赤アリ。赤アリが巣に侵入すると一晩で蜂の巣は全滅してしまうそうです。そこで、対策として巣の周りをチョークでガードすることにしました。多少、美観は損なわれますが、蜜蜂の命には変えられません。