ゴクゴク・・・飲んでるー。まるで乾季のサバンナの水溜りに集まる動物達のようです。捕獲した翌朝から最低2週間は精製されていない砂糖を水に溶かしたものを与えるよう指導されました。岩の家から木造の新居に引っ越してきたミツバチ達が落ち着くまでの餌付けです。
捕獲したものの、巣箱をどこに置くかとても悩みました。元の巣から10m以上離れていて、夜の電灯が届かない所、直射日光が当たらず、雨季の風雨にさらされない場所・・・落ち着いたのはガゼボ(バリ風東屋)。Yanさんの本業は蜂の大切さを語る啓蒙活動とアピセラピーです。「ここで昼寝すれば、蜂のアロマと羽音セラピーになる。夜なら、巣箱をベッドルームに持ち込んだ方がセラピー効果が高い、でも、日の出前には元の場所に戻すこと」と、真剣な眼差しで言いました。しかし、この夜の案には家人が大反対(笑)
お腹をすかせては可哀想だと思い、2週間経っても砂糖水を足していましたが、泥棒のスズメバチと小さな蟻たちが登場したので3週間目に餌付けを終了しました。