天気が悪い日は、溜まった採蜜巣くずを蒸し方式で粗蜜蝋と黒蜜づくりをします。
32cm大鍋を利用しています。採蜜巣くずはそれぞれ重箱2段分ずつです。
強火で加熱して湯気が出だしたら中火にして20分・・・と思っていたのに、他の事をしていたら30分以上していました。少々ボケが始まっています・・・。
日本蜜蜂はプロポリスがないけど、巣くずは結構残るんですよね~。残った有機物は何なの・・・?と素朴な疑問はいつもほっときます。
ステンレス金ザルは、専用の物でないと駄目で、粗蜜蝋づくり用にしか利用できません。こびりついた汚れを綺麗に除去するには、更に大きな鍋で煮るか温水の高圧洗浄機で掃除するしかないのかな・・・。
蒸しあがった蓋を開けた時の臭いは・・・結構きついです!。巣くずを生ごみにポイして、鍋が冷えるのを待ちます。平日の寒い日で、山の神がいないのを幸いにして台所で作業しています。
蜜蝋は42℃程度で固まると言われていますが、固まる領域は随分幅があるように感じています。
受けたボウル(これも専用です)に粗蜜蝋が固まり、亀裂ができたら鍋から取り出します。
粗蜜蝋を取り出し、水洗いして計ると約1kgありました。重箱1段で250gの粗蜜蝋が回収できたことになります。
黒蜜は濾過して450㎖3瓶ほど回収できました。
重箱1段当たり330㎖の回収ですね~。圧搾や遠心分離していないので、垂れ方式の残り蜜は温度や離蜜期間などによって1~2割は残ってしまうようです。
黒蜜は冷凍保存して料理に使用したり、ちびっ娘達の給餌に利用します。近年は砂糖を購入する事が少なくなりましたね~(^―^)。