おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2022/10/22 10:45, 閲覧 226
去年の秋、10月10日頃にきっとオオスズメバチから逃れてみつばちレストランの丸洞に駆け込んだのであろう。
この時期はオオスズメバチから逃れる日本みつばちがよく見られる。
この群は慌てふためき駆け込んだ所がクヌギから30cm離れた所の丸洞だった。
彼女らの判断でここへ飛び込んできたのだから私は何とも言えない。
いや、クヌギの傍に丸洞を置いたのは私の失敗だった。
この後どんな騒動が持ち上がるかは私には予測できなかったのだから。
越冬に成功して、今年の4月には分蜂までして順調そのものだった。
今年の夏、7月からクヌギにカブトムシが毎日樹液を吸いに来ている。
少年の夢、かぶと虫が毎日見られてクヌギを伐採しなくて良かったと、当時は思っていた。
ところが、地から湧いたかどこぞの隙間から入り込んだか丸洞の中にカブト虫を2匹も発見。
こうなっては喜んではおられない。
この時は地面直結型だったので巣カスの処理は自然が担当してくれるものと有頂天だった。
画像をよく見ると日本みつばちは底近くまで降りてきており、かぶと虫と戦う心算でいたのだろうか? カブトムシの死骸も発見しているので日本みつばちからみたら敵と言う事になる。
急遽、クヌギから少し遠ざけて、地面直結型を廃止し、底に長い洗濯板?を挟み込んだ。
これでカブトムシ対策は終わったと一息つく間もなく、次なるやっかいもの(オオスズメバチ)がクヌギの樹液を吸いながら、それで帰ればよいものを当然お土産を持ち帰る。
画像は、勝手口を閉鎖して日本みつばちもオオスズメバチもここへ近づけないようにした心算。
それからと言うものは連日オオスズメバチが現れぺったんこで防戦する日が1か月以上続いている。
日本みつばちは警戒網を張って、仲間が出入りするのを助けていた。
この警戒網は下の動画位の事はよくあったのでこれが正常なのだと考えていた。
ところが10月20日の午前9時に見回った時にはいつもの大警備体制を遥かに凌ぐ、何が起きたかと思わせるほど、右往左往。
質問コーナーに質問したところ、オオスズメバチに対する威嚇行動であると判断できる。
しかし、前日10月19日の深夜は冷え込みが凄かった。
10月20日はグラフのとおり朝の気温が10℃であったのが2時間で一気に18℃まで急上昇した。
この群は東南に巣門が向いており、太陽が上がるのにつれて内部の湿度も急激に変化したと
推測できる。
日本みつばちはこの湿度の変化に驚いたのか、オオスズメバチの警戒なのか判断しにくいものが残された。
画像は10月20日から22日朝6時までの気温の変化と営巣中の3群と空の丸洞の内部温度。
注意を要するのは内部温度と言っても温度計が設置してある位置(高さ)と育児部との距離が同じではないので、温度が高いからどうのこうのと今は言えない。
このグラフの面白い事は営巣中の内部温度(上の3本)と空の丸洞の内部温度の比較が良い。
10月21日 朝7時、みつばちレストランの3群の巣門、太陽の当たり具合。
一番左がクヌギ群(秋入居群の跡取り群)、まもなく太陽の日がガンガン入る。
なんとかオオスズメバチ騒動は収まったようだ。
ヤレヤレ!
久しぶりに歯医者へ行こう。前回は余りにも長い時間(20分?)口を開けていたので
顎が外れた。 そんな事もあるものだ。今日は外さないぞ(笑い)