博物館の学芸員さんに便利な機能を教えて頂きました~( ^)o(^ ) 博物館の資料を自由検索できるデータベースです。これを使えば、イワダレソウも闇雲に探さずとも済んだようです。
2日に時間が少し取れたので、南房総野島崎のイワダレソウの様子を見に立ち寄ったのですが、チョッとショックΣ(ಠิωಠิ|||) 。ツルが一段と伸び、その蔓延ったツルが、車にひかれてペッチャンコ❣ ゴミ捨て場の隣なので、ゴミを置きに来る車にひかれるのです。ツルは引きちぎられて居て、痛々しい姿です(߹߹)
よく見ると、種が出来て、零れているモノが在ったので、目が出るか判らないけど、拾い集めて来ました。
全くの雑草扱いですねー。それが心配に思ったので、今日、近隣にある博物館に、保護が出来ないか電話をしてみました。ところが残念ながら、歴史・民族関係に特化している為、自然に関しては、県立中央博物館に学芸員がおられるとの事。勢い序に、千葉県立博物館の学芸員さんに電話をしてみました。
すると、「イワダレソウは、海岸沿いに、多くの資料が残っていますから、希少種ではありません。保護は考えてない植物です。」と、言われました。資料が残っているというので、それを見れるのか聞いたら、ネットから県立博物館の資料データベースにアクセスすれば、欲しい情報が手に入るかも知れません。と教えてくれました。
海岸線の何処にでも自生している種類ですから。。。という言葉には唖然としましたが、気を取り直して、早速、データベースにアクセスしてみたら、ビックリです。特に南房総エリアには、相当量の資料が残されているようです。
http://search.chiba-muse.or.jp/DB/
地名も載って居たので、先にこれを検索してから探しに行けば、ピンポイントで探せましたね~(;^ω^)
分布地図表示もあるので、一目瞭然で自生場所が判ります。ここに載っていない場所での発見は、届け出れば、一層資料が充実もしますね(((o(*゚▽゚*)o)))
それなら、全国的な調査は、国立科博か?!と調べてみました。
あった、あった~\(◎o◎)/!
http://db.kahaku.go.jp/webmuseum/
検索の仕方も、色々あるようです(^O^)
流石、全国区ですね~\(◎o◎)/! しかも標本が残っている。
それぞれをクリックすると、採取時期とか、場所とかの詳細情報も載っています。
前職の頃は、博物館のデータベースと言えども、使えるレベルのデータベースではなく、頼りには出来ないと思っていましたが、今は、随分データの蓄積が進んだようで、便利に活用できそうです୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨
千葉県立博のデータベースもかなり充実してきているようなので、全国の県立・市立の博物館のデータベースでも、実用的なレベルになって居るかも知れませんね。
是非、お試しを(@^^)/~~~
2日の野島崎は、天気が良くて無風状態。ポカポカとして、気持ちの良い海日和でした。太陽の下にピョコっと棒が立つように見えるのが野島崎灯台で上る事も出来ます♪
港に停泊している観光船の海の先には、伊豆大島が見えますね。天気が良ければ、野島崎灯台から、伊豆七島が全て見えますよ~( ^)o(^ )
という訳で、千葉県は、イワダレソウにとっては天国らしく、珍しくない植物となってますが、国にも県にも記録の無い場所にもイワダレソウが見つかっていますので、画像付きで登録できれば、この先追跡する事も出来ます。次に時間が出来たら、県立博の学芸員さんに登録の仕方を教えて貰い、資料の充実に協力したいと思います。
データベースによると、自宅から車で10分の海岸にも自生の記録が在りましたので、そこへも赴いてみたいと思います。。。その内ね(;^_^A