おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2023/5/12 13:28
今シーズンは4月8日で終わった群が居た。
ウワミズザクラ群(元三女群)桜群はもう少し遅かった。
自宅に近いみつばちレストランから分蜂したものを高原部の生き物たちの森へ移送してきた。
失敗と即座に逃去もあったが結果的には4群が定着した。
4群とも1か月以上経過して花粉の搬入が見られる。
今までは出入口は大雑把に仮止めしてあったものを順次きちんとした巣門に替えている。
今日はラオス1号基群、正式な巣門はちゃんと作ってあるのに、にほんみつばちは知った事じゃない。
たまに正規の巣門を通過する事もあるが、大多数は仮止めした隙間から出入りしている。
きちんとしたと云ってもそんなに変化はない。
下の写真は裏側で北側巣門、本当は北風が入るので閉じたかったけれど多くの蜂が出入りしているのでまあ良いか~~で横型巣門1本だけにした。
あまり急激な変化をすると戸惑う時間が長くなり、花粉を搬入している蜂を見たら巣門の変更は気が滅入る。
冬の北風やオオスズメバチとの関係で閉じる場合には何かを置けばすぐに閉じられる。
ついでに内検画像を撮ってみると、高さの中間より下に造巣している。
経験では造巣の起点が底に近いと、巣板が当然早く底に付くので育児部空間がなくなる。
上に大きすぎる盛り上げ巣ペースが出来てしまっている。
この群が一番早く消滅・逃去するように感じている。
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ラッキーセブン群
昨日までは下の写真の上に虚無僧型丸洞が載っていた。
今朝、虚無僧を取り外した。
造巣の起点は温度計入り巣落ち防止棒の所あたりになっている。
その上が盛り上げ巣と云う事になる。
上の虚無僧にはほとんど盛り上げ巣が届いていない。
虚無僧を撤去して上から撮影。
青空が見えるのに蜂はこぞって飛び出す事はなく、1匹~2匹が何すんだ~~って飛び出してきた。
防護ネットを着用している。
巣落ち防止棒が見える。
ちょっと右へ
もうちょっと右へ
盛り上げ巣だから上へ盛り上げるのだけれど、力学的には更に上の位置にフックのように内壁に巣板を固着して釣り下がっている。
おそらくここで止まって、この上には盛り上げてこないと今現在感じた。
上にあった虚無僧型を除去して正解と思う。
虚無僧を除去したので盛り上げ巣スペースとしてはこじんまりした。
ラッキーセブン群は今日から下の写真のようになった。
この群は私が期待した巣門を使っている。
現在の合計養蜂数は8群で内5群が今シーズンの分蜂群だが、分蜂群は一口に云って活発だ。
末娘の跡取り群とは違ったパターンが見られる。
群が増えてやっと見えてきたものがあるように感じる。
動画は昨日巣門をキチンとした「逃げナイン群」 出入りに慣れた様子。