オオスズメバチの襲撃から1日たった翌日、
ゆず畑から自宅へ巣箱をお引越し
1日様子を見てから蜂もかなり落ち着いたので、セイタカアワダチソウの開花も見られることから早々に採蜜をすることに!
《初めての採蜜のミッション》
①丸胴から管理しやすいと言われる重箱巣箱へハチ達を移動
②採蜜時、出来るだけハチの犠牲を最小限に抑える
③師匠や家族に頼らず、まずは出来るところまで自分1人でやってみる(息子はハチアレルギーのためエピペン保有者。採蜜作業は危険と判断お手伝いは断りました)
一番は②を重視し、ハチ達に極力ストレスを与えずお裾分けを頂きたい!!
まずは念入りなイメトレから。数日前に師匠宅にて重箱巣箱の採蜜を見せて頂き蜂を移動させる方法や簡単なアドバイスをもらい、やる気満々!!私なら出来る!!もう言い聞かせるしかない!
まずは、お引越し先の重箱の底部分をひっくり返した丸胴に連結させ 丸胴を叩きながら蜂達に移動してもらう。 巣箱がサイズ違うので念の為大きな網を被せ 連結部分をタオルで巻いて隙間を無くした。この丸胴を1人でひっくり返した時腰をやってしまったと思われる。。
蜂達移動したかなー?覗いてみる。
半分ぐらい登ったのかな??ぐらいでほぼ蜂達がいなくなった側の巣を取り出す。
全部で8枚のうち、2枚はスカスカだった。
ケーキ用のパレットナイフと包丁を使い丸胴から巣を一度全て剥がしていく。
その後師匠に教わった通り、幼虫さなぎがいる部分は新居の重箱巣箱の天板部分に並べて固定した。
丸胴の天板に近づくにつれ、残っていた蜂達がものすごくたくさんいることに気づく。そして、このお古で頂いた巣箱は天板が外せない形状になっており、上の方の巣がとりにくい。
そうこうしているうちに、モタモタしてる私の手で潰してしまった蜂さんが手袋の上からブスり、、養蜂をスタートしてはじめて刺された。。そりゃ、蜂さん達が大事にしている巣箱と命をかけて集めてきたハチミツをこんなにされて、さらに潰されかけたら刺して怒るよね。。ごめん。ごめんね。。
その後何度も刺されながら、なんとか蜂達の移動と採蜜が終わり重箱巣箱の天板と蜂がたくさん入っている底板部分を連結させてひっくり返し、ここで盛大にやらかす。。
あまりにも外を飛んでる蜂数の多さと、元の丸胴に残った蜂達がたくさんいるので、はやく新居の重箱巣箱に入って欲しくて ひっくり返した直後底板をスライドして開けてしまった。
ドサッ!!!っとまだ上に上がってない蜂球が地面に落下。あぁーやってしまった。。。
しかも、丸胴の蜜がたくさんある部分の巣をとるのに苦戦していたせいで逆さにしてある巣箱の天井がハチミツの海になりそこにたくさんのハチさんがもがいている。この蜂の量女王蜂も一緒に溺れているんじゃないかと思うほど。。あーあーあーーー。もう、最小限の被害どころじゃないじゃん。
巣箱の台にしているビール箱の下から一生懸命のぼってくる蜂達。。
元の丸胴巣箱から這い出てくる蜂達。
もう、みんなごめーん!!
その日は何度も様子を見に行き、周りをたくさんの蜂が飛び回り 分蜂を思い出す飛び方と、周りを探索する蜂。巣に戻れず、ビール箱の下に蜂球をつくるグループが数箇所。
初めての採蜜はもう、こんな感じで失敗の連続でした。翌日からは、固定した巣からの子捨てが始まり 巣を覚えようとしているのか、逃亡準備なのかそりゃもうたくさんの蜂が飛び回りもうダメかと思いましたが、なんとか2日目から花粉の運び入れを確認。蜂の動きから、女王蜂も無事新居に移動してくれているとおもい、現在に至ります。
その後、採蜜した巣からタレ蜜を濾して瓶詰め。たくさんのハチミツがとれました。
色々やらかしてしまったけど、蜂達には感謝!
冬の間は日当たりの良い自宅の庭でお世話しようと思います。