今年は春に仕掛けたペットボトルトラップにオオスズメバチが少なく感じ、「昨年の豪雨で巣がダメになったのが多かったんだろう」と、考えていました。
でも、もしかしたら今年は逆に、巣作りには好条件だったのかな・・・?梅雨期には、天気予報にカサマークがなくても、一日のどこかで雨が降ると言う日が続きました。(日本の東と西では天気が随分違ったようですが)
でも実際には、オオスズの巣がダメになるほどの大雨ではなかったのでしょう?9月に成るとキイロスズメバチと共に、いや、それ以上の数のオオスズメバチがやって来て、蜂箱が今までにない、甚大な被害を受けました。
元々バイクで15分掛る姉宅には、忙しさも手伝って頻繁には行けなかったので、採蜜時の巣落ち(1群)以外にも、良く分からないけど夏だけで計5群が消滅しました。今、姉宅にはゼロです。
その後、家の周辺にある蜂箱にも怪しい状況が続き、蜂を見ていると・・・
①最近は多くの蜂箱で活性が弱く、花粉を運んでいないのがほとんど。時間帯の関係なら良いのだが?
②蜂子出しをしている群が2群ある(1群は少しだけ)。
③そう言えば「時騒ぎ」をしばらく見ていない気がする。
④消滅した、裏にある桃木群に関しては、子育てをやってなかったけど、今年の女王がちゃんと居た。
⑤ただでさえそんな状況なのに9月以降、オオスズメバチの攻撃が続き、一層、採蜜に出られなくなる。
⑥そしてとうとう10月4日、家の近くだけど坂を上がって行かなきゃいけない為に、どうしても足が遠のいいてた3群全てがやられていました。全てにステップゲートを付けていたものの、巣門部周辺を齧って突破され、蜜蜂は逃去したみたい。
↓この群は、夏に何者か分からないけど巣箱を襲われ(他にも1群)、巣門蓋を外されて中から巣板をあらされていました。それを修復後も、巣板は伸びず、秋を迎えた所でした。
しかし3群中、オオスズメバチに中を荒らされてる巣箱はこの1つだけで、他の2つは『もぬけの殻』状態で、中には蜜がわずか。巣門部は齧られて中に入ったのは間違いないのですがね。
元々蜜がない状態だったから、巣板を壊される事もなく済んだのか?それとも襲撃されて日(時間)が経ってないだけ?
とにもかくにも、嫌な予感がしていながら「坂を登って行く」と言うのがネックで(無理が出来ないので牛歩になります)丁度1ヶ月間行ってなかったのです。「もしかしたらそのしっぺ返しが・・・?」と思いつつも、暑い日が続いて日中は行けないし、涼しい朝夕は畑をやったりで、行く予定でいても結局行けずにいました。スズメバチに襲われる、その場面を想像すると、蜜蜂達の断末魔が聞こえる気がします。(泣)