ダニ対策としてメントールを置きたいと思ってます。

えいさきまいさん　メントール(L・メントール)は、ハッカやミントに多く含まれる有機化合物で、室温で昇華する無色の結晶です。～中略～・生物に対し忌避効果が有るため虫除けとして使われている。一般的にダニの駆除剤として使われることが有るが、ヘギイタダニやアカリンダニの駆除剤として承認はされていない。使用に適した温度は気温が20℃以上～30℃以下の時期です。気温が低い時期には上部へ、高い時期には底板部分に設置をする。何方とも言えない時期には上下に振り分けて設置。メントールの融点は摂氏42℃で融解すると著しく気化するため夏季に使用する場合は少量を底板に置くようにするか、そもそも使用を控える。真夏は使用してはならない。～中略～・ハチミツへの残留農薬等のポジティブリスト制度においてメントールは個別基準が定められていないため一律基準の0.01㎎/ℓ以下が適応される。従ってメントールを使用したコロニーのハチミツを販売等することは出来ません。尚、人の健康を損なう恐れのない場合に限り、食品添加物として使用することが許されている。ハチミツにわざわざメントールを入れて販売するような人はいないだろうが、もしそうしたいなら「原材料」の欄に「Lメントール」と書き加えなければならない。東 繫彦著「ミツバチのダニ防除」より

アカリンダニの防除として「ショートニング・シュガー・パテ」を用いることが有る。これはショートニング(植物性油脂)とシュガー(グラニュー糖)を練り合わせてペースト状(パテ)にしたものです。混合比率はショートニング1：シュガー2の割合です。これを天井版の上に設置すると食べたミツバチの匂いが変化し寄主を移り代わるために気官から出たアカリンダニは撹乱され、新たな乗り換え先の若齢蜂を見つけられなくなり数時間後には死滅し、繁殖が抑えられるとのことです。また、これをシーズン通して行うことで越冬前の寄生率は、軽症水準までに下がるとの報告がされている。このパテは無くなり次第補充する必要が有る。植物性油脂と言えば「マーガリン」を思いつくが、塩分を含むものが大半のため適さない。糖液給餌の際、食塩の添加を指導する養蜂家が存在するがミツバチには有害なため加えてはならない。実験によると塩分濃度100㎎/ℓの糖液をミツバチに給餌したところ3日以内に殆んどが死滅してしまった。また、塩分濃度2.5㎎/ℓの糖液を給餌した場合においても高い死亡率が確認された。以上のような理由により油脂は無塩のものを使用しなければならない。この(パテ)を用いた防除のメリットは、コストを非常に低く抑えられることと、薬剤に対しての抵抗性発達の問題や食品衛生法上の残留基準値を気にする必要が無いことです。東　繁彦：コラムより　　　　　　　　　　　　　　　　　尚、初回は食いつきが悪いので蜂蜜を少し滴下すると良いです。

niyakeodoi　　様

お疲れ様です

暑い時期は　メントール自体が気化しやすく

アカリンダニの影響も少ないので　これからの時期はあまりお勧めしません

秋口　涼しくなってから　巣箱のスノコ部分の上に少量のメントール材を

茶こし袋等の袋に入れて設置されれば　いいのかな~と思います

メントールを入れる　入れないの意見は様々な考え方が有るので

この場で議題にあげる内容ではありませんが

蜂蜜が少しメントールっぽい感じがする時も有り（感覚？）

昨年　それにこだわり壊滅的な被害を受けた私は

入れとけばよかったな~と反省しています

自己判断だと思いますが　私は今年は入れようと思っています（＾－＾）

高温期では、アカリンダニがミツバチに影響を与えることは、物理的に不可能な時期です。

ミツバチのダニ防除という本が農文協より出ています、ご確認されるといいと思います。

メントールは、法的に認められておりませんし、メントールの匂いがするハチミツを採蜜することになります、時期も含めて別な方法と視点を変えて検討してはいかがでしょう。