研究会を開催するにあたり、いろいろ準備していただいた管理人さんを初めとした方々にお礼と感謝を申し上げます。また、このQ&Aの皆さんともお会いでき嬉しかったです。ありがとうございました。今後は、この回答は○○さんだとお顔を浮かべながら読むと、一層たのしくなりそうです。
さて、研究会で特に印象に残ったのは「スズメバチに対する新規忌避剤の開発」金 哲史氏((株)KINP代表取締役社長、高知大学教授)の発表でした。
クヌギにスズメバチの好むその成分と嫌う成分があり、嫌う成分2phenylethanolをつきとめられ、だれでもすぐ使えるようスプレイにしたものでした。スズメバチ殺虫剤の撃退スプレイはすでにありす。金教授の開発されたものはスズメバチも自然界で十分な役割があり殺すことなく遠ざけるという忌避剤です。このコンセプトは素晴らしいと思いました。
その効力を動画で見せていただいたのですが、感動と驚きの一言でした。
先ず、ミツバチに影響はないがスズメバチ、アシナガバチ等には強い忌避作用を起こさせ巣門付近にその液を噴霧したもの置いておくとスズメバチがすぐ遠ざかっていったり、スズメバチに吹き付けると地面に落ち逃走したり、またスズメバチの巣の前にボールのようなものをつるし近づけると多くの蜂が出てきて攻撃するがこの液を吹き付けたものには全く近づかないまさに忌避剤でした。
毎年、盆過ぎから11月半ば過ぎまで防護器やペットボトルトラップ、ペッタンコを使っていましたが、来年からは必要なくなりそうです。一般販売は来年2月頃から予定されているとのことでした。
これを「巣門付近にスプレイしておくのか、スポンジorキッチンペーパなどに浸み込ませたものを置いておくのか?また、効力の期間をどうしたら長くなるのか等々」今後は、いろいろやって効率の良いやり方を見つけていかなければと思いました。
また交流会の時、30本が当たるくじ引きがありました。当たるのは食あたりぐらいでしたが、珍しく当たりました。ありがとうございました。