この時期の初秋に稲刈りが終わり 籾殻が多量に出回り始めると 我 風物詩の籾殻燻炭作りが始まります。籾殻燻炭は販売されているが高価(アマゾンで2L千円弱でした)で購入できない為、ランニングコストZeroで1年分のトン袋で2袋に作っています。
作り方は至って簡単で、籾殻を低温で燻し、炭化させたものが籾殻燻炭となりドラム缶1本で風の強さに寄るが約3.5時間燻しドラム缶に蓋をして一晩おけば完成です。
我 菜園の畝に基礎土作りベースとして、この天然の土壌改良材の燻炭と腐葉土、苦土石灰、籾殻、米糠を漉き込みます。燻炭は我菜園に欠かせない逸材です。
◆◆燻炭の効能
◆1. 保水性、通気性、排水性の改善
土に混ぜ込むことで水もちがよくなり、また、表面にたくさんの細かい穴が空いていることから、通気性や水はけをよくする効果もあり。
◆2. 土壌の微生物の増殖
微生物が住みやすい環境を作ることができ、土壌菌が増えて活発に活動することで、植物の生長が促され、連作障害といった病気の予防につながる。
◆3. 酸性を中和する
燻炭は、炭酸カリウムや炭酸ナトリウムが豊富に含まれ、水に溶かすと強いアルカリ性になり酸性の土壌を中性~アルカリ性に中和させます。
◆4. 消臭
脱臭炭のように、においを吸着する作用があり腐葉土や堆肥と一緒に使うと、いやな臭いが少なくなる。
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因みに、この燻炭器は全て廃材を利用して作ったものです。コストはほぼゼロに近いです。小生が燻炭作りを始めたら周りの畑友達や専業農家さんも作り方を教えてくれとお願いされ燻炭器作りの伝授・伝播しました。
◆燻しが終わったら蓋をして空気が入らない様にテープでガッチリと止め延焼を止めます。
◆一晩置いて完成した籾殻燻炭です。
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◆Wow!
この時期にも こぼれ種で小さなスイカがなっています。葉っぱが枯れたら割ってみます。ドキドキ楽しみです。籾殻燻炭の効果かな・・・。♪~( ̄ε ̄;
それではまた・・・。