投稿日:2020/11/21 17:04
気がつけば0.05枚群ほどになっていた群の原因調査を実施しました。
チョーク病、フソ病、サックブルードはありませんでした。麻痺病も多分なかった。
6週間前にアピバールを入れた(先日取り出し)こともあり、バロアの症状が見られる蜂はおらず、巣房内にもダニは確認できませんでしたが、底板には、かなりのダニの死骸が落ちていたので、原因はダニだったのかなーという感じです。
8月に割り出した時点で、既に寄生状況が芳しくなかったのでしょう。
と言うか梅雨時に購入して、10月に対策を実施しても間に合わんというのは、なかなかアレですね。アピスタン駆けつけ一杯しかグッドエンドルートがなかった…?
他の群は巣房の蓋がそれなりにあったので、どれほど効果があったか不安もありますが、時騒ぎもあるのできっと大丈夫…。
こんにちは。割り出し群の働き蜂の殆どが応戦で居なくなったのでしょうか。割り出し元群の状態が気になります。
自分は巣箱前に波板置き排出される死蜂見てますが見過ごしやすい中の状態が見える気がします。
2020/11/21 18:14
m.m23さん
ありがとうございます。
雄蜂トラップもありましたね。プラスチック製のやつを買おうとして売り切れだったのでそのままになっていました。
夏場は薬剤系の対処は軒並みダメっぽいので、気化しすぎても蜂に影響がないアロマオイル(お高い!)とか雄蜂トラップしかなさそうですね。ただ、今回はずっと群勢が伸び悩んでいたので雄蜂トラップを作れたか分かりませんが…。
2020/11/21 21:56
ネコマルさん
こんばんは。
推測ですが、オオスズメバチの襲撃で外勤蜂が死滅したことで、ダニにやられて内勤蜂がかなり減っている状態が明らかになった…ということだと思います。
割り出し元の群は何故か襲われていませんでした。というのと、多めに巣枠を残していたため、この群ほど激しく落ち込みませんでした。(ちょっと最近元気がないか?という気はしていましたが…)
アピバールが仕事してくれて減少に歯止めがかかっている…と良いのですが。
この群の状況を見ると、元気なさげな群は過保護気味に防寒しないと耐えきれないかもしれませんね。
波板置くのは真似しようと思ってそのままになっていました。ただでさえ補殺器のせいで視認性が悪いので改善しようと思います。
2020/11/21 22:18
ミツオさん、こんばんは。
割り出し群にモザイク状に残る蓋がありましたが元群にも見られないでしょうか。そこには育たず羽化しても出られない成虫が舌を出して入ってると思います。正常と言うか元気な群れでしたら殆ど掃除され残る事は稀では。自分はバロア症疑います。
2020/11/21 23:07
西洋ミツバチ分殖は人工分蜂、割り出しに依りますが、趣味飼育において自然分蜂させた群にアピバール使用してダニ駆除すれば少なくとも群のスタート時点ではほぼヘギイタダニフリーにすることが出来ると考えています。
時間と労力をかけて対策してもその後に感染するのは間違いないですから、日本みつばちが頻繁な分蜂と逃去それにグルーミングで自らダニに打ち克っているのは野生味の強さと感じます。
2020/11/22 06:31
ネコマルさん
割り出し元の群もモザイク気味ですが、この群とは逆で歯抜けがある感じでした。何がしかの問題がある(あった)のだろうな…と思って見ていました。
気温が高い時に見てみます。
2020/11/22 08:56
ハッチ@宮崎さん
確かに自然分封なら蜂児はいなくなりますね!
ダニ耐性をつけた結果、分封性、逃去性が上がるとすると、養蜂業者にとっては痛し痒しですね…
2020/11/22 09:06
m.m23さん
色々とありがとうございます!
以前ダニ対策を調べていた時に見たことがあります。
手動アピバール塗布と似たような対策となるため、定期的かつそれなりな頻度で実施する必要がありますが、貯蜜に液糖が混じるので、アピバールやアピスタンの同じ運用(蓋が少ない、かつ採蜜に影響がない時期を選んで実施)になるでしょうか。
とはいえ温度湿度を選ばないのは強みだと思います。(夏場に給餌ついでに実施できる)
落ちたダニあがって来れないように巣箱の改造が必要ですね。
2020/11/22 09:20
ダニで間違いないようですね。6月購入、10月ダニ対策、その後消滅。おそらくは、夏前と、秋口に一度ずつダニ対策をしたかった所ですね。
リンク先に非難めいた文章がありますが、まさに僕が、そういったギ酸やシュウ酸(あとチモール剤)を息をするように使いまくる養蜂家です。きちんと、世界中の養蜂家が試行錯誤し実績のある方法を「獣医師処方」に基づいて施用しているので、無責任な薬剤投与などではありません。薬事法によって自縄自縛となり、耐性ダニに手を焼く養蜂現場に対応できなくなっている実情があるので、鵜呑みにしない事をお勧めします。
※ 過去に実績のある薬剤と、同等以上の効力のある薬剤でないと、認可が降りない。もちろん、その過去に実績のある薬剤とは、「耐性ダニが居ない状態でのアピスタン」である。これに勝る駆除成績を残すには、ギ酸やシュウ酸では大変困難で、チモバールが認可を取れた事は実はかなりすごい事です。
ただ、有機酸やチモール剤は農薬系統の物と違い、ミツバチにストレスやダメージがあったり、外気温の影響を受けやすかったり、効果持続時間が短い等、全体的にどこかしらピーキーな物です。使用するタイミングを工夫しないと意味無かったりミツバチを殺してしまう可能性が出るので、実用にあたっては注意する事が多いです。
前置き長くなりましたが、雄蜂巣礎を用いたダニ駆除は、薬剤に頼らずにダニ増殖を抑えつつ、寄生状況も監視できるので超がつく程お勧めのダニ対策です。他の駆除方法を検討するにせよ、雄蜂巣礎も併用する事をお勧めします。春~初夏まで採蜜しながらのダニ対策として常用できますよ。
2020/11/22 15:17
古ちゃんさん
春先と秋にダニ対策、みたいなご意見が結構見られた(気候的な条件だったり、メイン武器が接触剤ゆえの制限のような気もしますが)ので、秋に対応すれば大丈夫やろ、くらいに思ってたところがあるので、本件でダニの恐ろしさが身に染みました。
ギ酸についてはそのうち手を出そうと思って調べていたくらいなので、取り立てて悪い印象は持っていません。ただ蒸散しすぎると産卵が止まるとか聞くので、勇気が足りずに手を出し切れないと言うところです。
アピバールなど、成蜂だけを相手に対策するのは片手落ちな気がして、どうにも不安が残ります。
薬事法のルールは知りませんでした。なかなかアレなルールですね。上手いことやれば(条件が整えば)チモバールでアピスタン並の効果が得られるという事でしょうか。何回試したんだろう(失礼)
2020/11/22 17:06
ミツオさん
実は、アピスタンやアピバール。どちらも投与後6週間(だったっけ?)効力が持続するよう、農薬がプラスチックの剤型からじわじわと、ソーダ水から二酸化炭素がちょっとずつ出る要領でちまちま農薬が染み出続けるようにできています。これが認可を勝ち取った薬剤たる所以で、これ一本吊るしたら次々生まれてくるダニを皆殺しにできる優れた設計です。
…なのですが、どちらもヘギイタダニが多かれ少なかれ耐性を持っていたり(特にアピスタン)、アピバールは有効成分が湿気に弱いらしく、多湿期・流蜜期に使うと期待通りの効力を発揮できない事があります。農薬へっちゃらになるとか、あいつら(ヘギイタダニ)の体がどうなってるのか気になってくると共に、命ある物の執念を感じます。
チモバールの件は、認可取得までやりきったアリスタ社を称賛すべきです。大変だったとは思いますが、僕が「チモバールだけで秋まで蜂群を維持してみろ!」と言われたら、チモール剤をある程度扱い慣れた身としては自信があります、ちょっとだけ。恐らく、治験に助力した養蜂家が、ヘギイタダニとチモール剤の性質をよく熟知した人間だったのではないかと思っています。もはや人知れぬヒーローですね。
参考になるかも?夏にチモール剤を使った時の日記
2020/11/22 20:33
古ちゃんさん
ダニの挙動についてですが、巣房から直接巣房へと移動することが多いのではないのでしょうか?(私はこっちだと思っていました)
どこかで成蜂の体表を経由するのでしょうか?
アピスタン、アピバールの挙動は知っていたのですが、フタのかかった巣房が多いと効果がイマイチと聞いていたので、↑の前者のダニの動きによるものだと思っていました。これが片手落ちと言っていた理由です。
後者であれば、たくさん吊るせば殺意を上げていけそうです。(耐性がなければ)
アピバールの有効成分アミトラズですが、仰る通りの加水分解性の高さにより蜜に残らないと聞いて、夢の農薬じゃないかと思っていました。普通に殺ダニ剤として売っているのでこれを巣箱に撒けば解決では?と考えたことがあったのですが、こいつは常温では個体で、有機溶剤で水に溶かして売られていると知って非常に残念だった記憶があります。流石に撒けぬ…。
日本の養蜂市場は世界的に見ると小さく、その癖農薬の安全基準が馬鹿高いので、外国から見ると相当にめんどくさい国だと思いますが、それでもアリスタ社の東アジア担当者と、協力した養蜂業社の人が執念深く頑張ったのでしょうね。頭が下がります。中国だと秒で許可出そう(偏見)。
蒸散系の薬は量を間違うと全く効かなかったり、蜂にダメージを与えたりするので使用には勇気を要しますね。来春はとりあえずアピバールで、蜂数が増えてきたら色々試してみたいところです。
ただその前には緊張の女王更新が…。
2020/11/22 21:58
ヘギイタダニのライフサイクルです(テキトーに、当然無許可で拾いましたw)。
9~1の間に、ミツバチ成虫に取り付き暮らします。この間、最短でも5日間程あります(非経産婦のダニはこの期間が長く10日ぐらいかかるそうです…経産婦、つまり2度目以降の繁殖ではこのターンが短い)。
さっさと次の巣房に移動し子育てすれば良いと思う所ですが、この成虫に取り付いている間に、腹部の隙間に潜り込んで、脂肪体をすすり出して栄養を摂取します。「脂肪体をすすり出して」と書くと脂肪吸引されちゃった的な印象を受けそうですが、この脂肪体というのはミツバチにとって、我々の体で肝臓に相当するような働きをしているそうです。エイリアンに肝臓すすり出されちゃったのだと理解するとヤバさが理解しやすいです(死ぬ)。
なお、この栄養摂取を人為的に妨害すると、ちゃんと子供を産めない体になってしまうらしいです。実はあいつらも色々苦労しているみたいです(我々人間の知った事ではないが)。
アピスタンにアピバール…ダニ用でない有効成分が同じ農薬はありますが、「圧力をかけてプラスチック担体に有効成分を封入、じわじわと染み出し長期間効力を発揮する」構造は個人では真似できません。聞き及ぶ所によると、アミトラズをそうやって使うとミツバチを殺すリスクが高く、フルバリネートだとじゃんじゃん蜜ろうに残留しどんどんヘギイタダニが耐性を強化するそうです(アピスタン全く効かないダニになる)。これこそまさに非合法な投薬でもあるので、すべきではないでしょう。
薬事法は、「粗悪な製品が乱立する事で、消費者が混乱する事を避ける」為に、このようなルールがあるそうです。ところで海外では、シュウ酸はおろか、ギ酸や果てはメントール結晶まで、使って良いと認可が出ていたりします。日本の薬事法と、こういった国々の薬事法何が違うのか気になりますが、僕はそこまで理解できていません。いずれにせよ、法律には現状に併せて変わってもらわねばならないと思っています。
2020/11/23 19:56
古ちゃんさん
ありがとうございます!
理解しました。
腹部に取り付くのにはそんな理由が…。
法律は歴史的経緯で決まってたり、問題が起きるたびに修正パッチを当て続けた結果、下手に触ると別のところで深刻な不具合が発生したりするのでなかなか難しいですね。(見ている側からすると何故そのようなことに…となりがちですが)
ここは養蜂族議員を国会に送り出すしか…!
2020/11/24 00:20
ミツオ
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